ミサワホームは、障がいを持つ子どもたちの社会参加を支援する「CHALENGED DESIGN project」の一環として、東京都大田区の建設現場に共創型の仮囲いアートを設置した。

近年、建設現場の仮囲いを活用したアートプロジェクトは地域活性化や景観形成の手段として全国的に広がっている。発表や交流の場を求めるアーティストや多様な人々の社会参加を後押しする取り組みとしても注目され、仮囲いは単なる目隠しや安全対策の枠を超えて地域の人々をつなぐ開かれたキャンパスとして再評価されている。
ミサワホームでは、仮囲いを地域と人々がつながる「共創」と「発信」の場と位置づけ、建築・まちづくりのプロセスに住民・企業・行政が関わることで、地域コミュニティを醸成するさまざまな機会を創出している。
今回の仮囲いアートは、「つくると暮らすを一体に。」をコンセプトに、同社が東京都大田区で推進する「旧羽田旭小学校敷地活用事業」の一環で制作した。
2024年12月に建設地に隣接するコミュニティセンター羽田旭で、羽田旭小学校廃校時に受け入れ先となった羽田小学校・東糀谷小学校の子どもたちとその家族を対象に実施した絵画ワークショップでの原画をもとに、プロジェクトパートナーのクロス・カンパニーのデザイナーが作品としてデザインした。
羽田旭小学校跡地の東側に設置された仮囲いアートは高さ約2㍍、幅20㍍の大きさ。子どもたちの自由で豊かな発想に加え、穴守稲荷神社や羽田神社例大祭といった地域の象徴的風景も描かれ、まちの景観に彩りと温かを添える作品となっている。
なお、旧羽田旭小学校敷地活用事業では、大田区産業の製造業の操業環境の確保に寄与する施設として、「産業支援施設(工場アパート、共同住宅兼店舗)」そして体育室や集会室、コミュニケーションスペースなどを備えた地域交流拠点「コミュニティセンター羽田旭」を整備する計画。コミュニティセンター羽田旭の完成は2026年度、全体の完成は2027年度の予定だ。

