ミサワホーム北海道函館支店は11月20日、函館国際ホテルで、MBPとの情報交換を目的に「MBPフォーラム」を開催した。講演では経済ジャーナリストの須田慎一郎氏と、ミサワホーム社員で南極へ派遣された経験を持つ秋元茂氏が登壇。ビジネスチャンスのヒントにしようと参加した皆さんは真剣に耳を傾けた。

冒頭、ミサワホーム北海道の鳥山達己常務が挨拶に立ち、最近の取り組み状況を報告した。新築事業は戸建住宅のほか賃貸住宅にも注力しており、非住宅においてはニセコでのホテルやコンドミニアムを中心に建築が進む。また札幌市内ではマンション事業を「アルビオ・ガーデン」シリーズで展開している。介護・福祉ではサービス付き高齢者向け住宅をJR北海道と協業しているほか、最近のトピックスとして函館駅に隣接しミサワホームのトレーラーハウス「ムーブコア」を活用した宿泊施設が1月末にオープン予定となっている。「ミサワホームでは事業の領域を拡大しており、皆さまの事業に役立ち協業できるように今後も取り組んでいきたい」と述べた。
第1部講演に移り、経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が「どうなる日本経済のゆくえ」と題して、政局の動向を交えながら日本経済を展望した。そのなかで、日本企業が異常な余剰資金を設備投資へと向かうことが経済好転の兆しであり来年にかけて日本経済は大きな転換点になると予測。この変化を見逃さずビジネスチャンスにつなげてほしいと呼びかけた。
第2部は「南極から学ぶSDG's・南極から月への挑戦」をミサワホーム総合研究所R&D戦略室センター長の秋元茂氏が講演。第51次南極観測地域観測隊への参加経験を踏まえ、ミサワホームが半世紀以上にわたり昭和基地の建物建設を担ってきた歴史を紹介。南極の過酷な環境下で短期間で確実に施工できる木質パネル接着工法や、エネルギー消費を抑える高断熱高気密技術が不可欠でありミサワホームの技術が隊員の命と生活を支えている。また、南極での生活は廃棄物を一切出さず徹底したリサイクルが行われおり、SDG'sやカーボンニュートラルを先取りした循環型社会であると語った。南極での技術はJAXAとの連携による有人月面基地の研究開発にも応用されるほか、直近ではJR北海道との協業で函館駅に隣接し「JRモバイルイン函館」としてお目見えすることも紹介した。
ミサワホーム北海道執行役員で函館支店の麻生一彦支店長は、改めて新築、ストック、まちづくり、海外、ウエルネスの5つの事業の柱に言及するとともに、今後はまちづくりやマンション、非住宅施設にも取り組みを強化していくとした。そして今年発行した「ミサワホーム統合報告書」を紹介。「本日の内容が皆さまのビジネスに役立てば幸いです。今後ともスタッフ一同よろしくお願いします」との挨拶で閉会となった。




