東京トレーラーハウスショーで「ムーブコア」に熱視線
南極の過去な環境で培う未来志向の住まい

 東京ビッグサイトを会場に11月26日~28日に開催された「東京トレーラーハウスショー」にミサワホームは、ミサワユニットモビリティ「ムーブコア」を出展、注目を集めた。また期間中にはミサワホーム総合研究所R&D戦略室センター長の秋元茂氏によるセミナーも行われ、南極の過酷な環境から生まれたムーブコアについて解説した。

ムーブコアの外観
ムーブコアの内観

 「東京トレーラーハウスショー」は、(一社)日本トレーラーハウス協会が主催、今回で4回目。ミサワホームは昨年に続き2回目の出展となる。
 今回出展した「ムーブコア」は、ミサワホームの工業化住宅で培った技術と設計による高い住宅品質が特徴となっており、平時は趣味の部屋やサテライトオフィス、宿泊施設などとして使いながら、災害時には応急仮設住宅や臨時医療施設などとして活用することができる。
 開発の原点となったのは南極だ。セミナーのなかで秋元氏は、南極観測隊を支える昭和基地の建物の多くをミサワホームが建設し、南極で磨かれた技術は日本の住まいに活かされている。そして2017年には月面基地建設を視野に入れたJAXAとの共同開発プロジェクト、その後の極地研らとの実証実験などを通して開発されたのがムーブコアの前身となる移動可能なコンテナサイズのユニットであると紹介。
 「南極で外気温マイナス50℃でも室内はTシャツで過ごせるほどの快適空間を実現する。太陽光発電などを導入し環境にも配慮したオフグリッドシステムや、素人でも工具ひとつで簡単に組み立てられる連結技術でユニットの拡張・連結が可能。いつもは生活を支えながら、災害時には仮設住宅として活用できる。大工不足や品質のバラツキといった課題を解決し、社会貢献と技術革新を目指す、未来の住まいである」と期待を込めた。
 今回出展されたムーブコアは、平常時の宿泊利用を想定したもので、収納の蔵の上に和の小上がりを設け、ワークスペースやベンチ収納、洗面・トイレ、シャワーブースで構成された空間となっていた。
 会場では多くの見学者で溢れ、「災害時こそムーブコアのような快適な避難場所が必要」「教室やクラブハウスにできそう」「グラウンドでの更衣室として使いたい」「占いの館に」などさまざまな要望や感想が寄せられ、ムーブコアのポテンシャルをうかがわせた。

セミナーセッションでは秋元氏がムーブコアの開発経緯を説明
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