NHK出版主催で、12月14日、高齢期の住まいと暮らしをテーマにしたセミナーが都内で開催され、(一社)高齢者住宅協会理事でミサワホーム・エグゼクティブアドバイザーの吉田肇氏の講演が行われた。
人生100年時代と言われるなかで、成り行きまかせにせず、元気なうちにどのような住まい選びをしたらよいか、実態を踏まえながらポイントを解説した。
日本には100歳以上の方が約10万人おり、その多くが女性。ご夫婦の場合は夫を見送った後に妻が1人で過ごす期間は平均10年以上に及ぶ。東京では今後25年で75歳以上の後期高齢者は1.5倍に増え要介護者の急増が予想されている。介護施設や病院はすぐには増えず、早めの検討が必要になる理由だ。また自宅で最期を、と考える人は多いものの実際には病院で亡くなる人は多い。住宅での在宅介護にも限界はあると吉田氏は指摘する。
「高齢期の住まいにおいて、バリアフリー化された住宅への早めの住み替えは選択肢のひとつであり、健康寿命の延伸でより良く生きるウエルネスライフにもつながる」と話す。
この後の第2部では、協賛企業4社と吉田氏が理事を務める高齢者住宅協会のブースでの個別相談会も行われ、参加者のさまざまな相談に応え、安心のシニア期を考える第一歩となったようだ。



