
三井住友信託銀行藤沢支店と湘南ミサワホームは、12月6日、アイクロス湘南(藤沢市辻堂)で、「老後の住まいと相続」セミナーを開催。会場は満席のお客さまで溢れた。
今回のセミナーは、2050年に人口の半数が60歳以上といわれるなか、住まいや介護、お金、相続など老後の課題について、専門家による解説から安心につながるヒントを得てもらおうとの趣旨。
第1部では、「どうする自宅&実家~親子で考えるこれからの住まい方選択~」と題して、(一社)高齢者住宅協会理事の吉田肇氏が講演。超高齢社会の現状と課題を踏まえながら、理想と現実との乖離、老後の住まい方選択のヒント、いまからできる備えなどを指南した。
吉田氏は、多くの人が最期まで自宅に住み続けたいと希望するが現実には病院で亡くなる方が多いのが現実であり、高齢者の家庭内事故は自動車事故よりも多く、とくに転倒や入浴時のヒートショックには注意が必要と指摘する。在宅介護が可能な住環境になっているか、地域の医療サービスも鍵という。
さらに、もしもに備え、健康保健証や介護保険証、診察券、服薬状況などをまとめた袋を家の分かりやすい場所に用意する。外では緊急連絡カードの携帯を推奨した。
「子どもに迷惑をかけたくないと親は言うが、何も言ってないことが結果的に子どもの迷惑になってしまう。元気なうちに親子で話し合い、情報を共有しておくことがご家族の負担を減らし、自分らしい生活を送れることにつながる」と結んだ。
第2部では「今から考える相続対策~遺言と贈与の活用~」について、三井住友信託銀行藤沢支店・上級財務コンサルタントの近藤和弘氏が講演した。相続対策としての遺言や生前贈与をうまく活用する方法などを分かりやすく指南した。
老後の暮らしで気になる住まいや相続について、専門家から貴重な話やアドバイスが得られる絶好の機会になったようだ。
