栃木ミサワホームは、下野新聞社後援、栃木銀行・司法書士法人アベリアの運営協力のもと、2月7日、ホテル東日本宇都宮にて「50・60・70歳からの「住まいとお金の総合セミナー」を開催した。事前準備から当日の対応まで事業部間をまたいだ連携の取り組みが功を奏し、次へとつながる成果があがっている。

参加者の半分が個別相談
セミナーは3部形式で行われ、第1部は「どうする自宅&実家!安心の老後を実現する住まいとお金の知識」と題して、(一社)高齢者住宅協会理事でミサワホームのエグゼクティブ・アドバイザーの吉田肇氏が講師を務めた。
吉田氏は、栃木県・宇都宮市の人口予測や要介護者推計などをみながら、病院や施設は今後増えないことを踏まえ、「コロナ禍を見ても、どこで誰とどうやって暮らすかをあらかじめ考えておくことは先々への安心でとても大切」と話す。高齢期は自宅に住み続ける場合のリフォームのポイントや、栃木ミサワホームが提唱しているような平屋への建替や住みかえも選択肢になると説明した。
質問に答えることでこれから必要な備えを明らかにできる「人生100年時代応援判定スケール」なども活用しながら早めの検討を促した。
第2部では「いつかでは遅い!後悔しない相続、売却対策」を司法書士法人アベリア代表の廣木涼氏が務めた。300件以上の家族信託の相談や、2000件以上の相続に携わった経験をもとに、将来にどう備えればよいかを指南した。
第3部では「豊かなセカンドライフに『リバースモーゲージ』」と題して、栃木銀行の担当者からは老後の経済的な安心を得られるリバースモーゲージについて紹介した。
今回のセミナーへの集客や当日の対応では同社の新築、リフォームだけでなく不動産・資産活用など各部署が連携して対応した。なかでも新入社員が入居20年超のオーナー様のアフターフォローの業務にもあたる「オーナーサポート推進課」が力を発揮。協賛企業からの一般も含めて51組72人のオーナー様などの参加が得られ、そのうち25組が個別相談へとつながるなど大きい成果となっている。
また、個別相談のない参加者にもテーブルにはコーヒーとケーキが用意され、ゆったりとくつろいだ雰囲気のなか、1時間以上にわたりセミナー後の席で個別ヒアリングが行われたことも特筆される。セミナーに参加される方は、真剣に将来の自宅や暮らしについて考えていらしているだけに、ちょっとした雑談のなかにもお悩みや不安がこぼれてくるもの。それを丁寧に顧客に寄り添いながら引き出していく。さらに、同社が主催する一大イベント「オーナー様感謝祭」へのご参加も促すなど、積極的な接点づくりが図られた。
ミサワホームグループでは、各事業の枠を超えて連携を強める事業間連携を推進しているが、栃木ミサワホームの取り組みはその意味で好例として注目を浴びそうだ。


