JR横須賀線「東逗子」駅から東に5分ほど歩くと見える、青空に映える白く爽やかな建物が東逗子整形外科クリニックです。専門が細分化していく整形外科領域において、全人的な診療を目指し院長は開業を志しました。元の勤務先病院との連携のしやすさや、医院が不足していることから東逗子を開業地と決め、医院づくりはスタートしました。複数の設計事務所や建築会社に提案を求めましたが、柔軟かつ迅速で適確な提案とアドバイスからミサワホームを選びました。
建築DATA | ||||
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敷地面積 |
460m2 (139坪) | 延床面積 |
449m2 (135坪) | |
構造・規模 | 木造 3階建 | 開設 | 2016年 |
車椅子や杖をついての来院が多い科目ですので、空間を広く作ることと、バリアフリーにすることにこだわりました。エントランスはアスファルトを擦り付けることで段差のない動線を実現しました。受付は大きくアール形状にし、木目にすることで親しみが感じられ、間接照明が柔らかさを演出しています。院内の通路は余裕のある通行幅を確保。待合スペースも身体の状況に合わせて、ソファとヒップバーを選べる配慮を施しています。患者数もスタッフ数も多い科目であることから、動線を分離し移動のしやすいレイアウトになっています。SE構法を採用することで、重量のあるリハビリ機器を2階に設置し、さらに間仕切りのない大空間を実現。スタッフからの死角をなくし安全で安心できるリハビリルームとなりました。