トップ - HomeClub特集 / ライフスタイルを考える - 自助を促す「備え」を取り入れ災害時も安心できる住まいづくり
2021.09.10
地震大国と呼ばれる日本では、災害に強い住まいといえば、まずは大地震に耐えられる家を思い浮かべる人が多いはず。きわめて強靭な構造体は、地震はもちろん、大型台風などの風害にも強さを発揮するものであり、日本の住まいづくりでは不可欠なものといえる。さらに、近年では台風やゲリラ豪雨などによる水害被害も増加しているため、強い構造体に加え、水害対策も住まいづくりの大きな課題になっている。とはいえ、災害対策だけを重視すると、まるで要塞のような住まいになりかねない。日常的に使いづらかったり、コストがかかったり、さらにはまちの美観を損ねることにもなりかねない。そんな課題を解決してくれるのが、ミサワホームの提案する「防災エクステリア」だ。
一見した印象は、周囲に圧迫感を与えない、やわらかな美しさを感じさせるつくりだが、外観を損ねることなく、さまざまな防災アイテムが導入されている。たとえば、敷地内および建物本体の浸水被害を軽減する止水ウォールやスマート防水ボード。あるいは、水はけをよくすることで、敷地に水たまりができるのを防ぎ、災害時のスムーズな避難にも貢献する雨水浸透ユニット。加えて、在宅避難時の自給生活にも役立つ室外機器を、浸水から守ってくれる高土間や、水害時の室内への下水の逆流をふせぐ圧力開放蓋なども用意。さらには、災害時には近隣住民の避難・待機場所としても活用できるコミュニケーションポーチも提案。これらのアイテムはあくまでも一例で、その他にも、浸水被害後に元の状態に戻しやすい仕上げ材の採用など、数多くのアイテムがラインアップされている。いつもの暮らしの快適さを叶え、災害発生時の被害を低減して、災害発生後の自給生活や復旧もサポートするという、3つのステップで防災対策を実現。それがミサワホームの「MISAWA-防災エクステリア」だ。
ミサワホームが提案する「MISAWA-防災エクステリア」は、水害による浸水被害を食い止めるだけでなく、自然やまちとのつながりまで考え、災害時の「共助」として、地域への貢献もできる外構計画だ。