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トップ - HomeClub特集 / ライフスタイルを考える - 電気も生活用水も備えて安心!エネルギーなど生活インフラ自給対策

Space Design

電気も生活用水も備えて安心!
エネルギーなど生活インフラ自給対策

#在宅ワーク#防災・減災住宅

住まいの防災対策は、災害発生時だけでなく、災害発生後も視野に入れておくことが必要だ。
たとえば、避難所に避難することなく、自宅で生活を継続できることもその一つ。

そこで注目される住まいがZEHだ。ZEHとは、すぐれた断熱性能をベースに、創エネと省エネを組み合わせ、年間の一次エネルギー消費量が正味でおおむねゼロになる住まいのことだ。なかでも、創エネに蓄エネを加えて連携させることは、災害発生後のエネルギー確保にとっては重要で、避難生活のストレスを大きく軽減する。特に電気を確保する仕組みには、連携方法の差が大きく表れる。代表的な仕組みとしては、太陽電池・燃料電池・蓄電池による「3電池システム」がある。一般的なシステムでは、停電時に、大型エアコンやIHクッキングヒーターが必要とする200V電源が使えなかったり、あらかじめ決めた部屋でしか電気を使えないなどの制限がある。ミサワホームが採用する「全負荷型3電池連携システム」なら、それらの制限がなく、最大出力にも余裕があるため、停電時でも、平常時に近い生活を送ることができる。 加えて、クルマから住まいに電気を供給するシステムも導入できるため、太陽光による発電が難しい天候でも、より安定した電気の供給が可能。さらには、生活用水を確保する仕組みも用意しているので、備蓄してある大事な水は飲料水や料理用に確保できるなど、一段と安心な在宅避難が可能だ。
また、ZEHは省エネ性能にすぐれているため、必要な電力も一般の住まいに比べて少なく済み、太陽光発電などで電気をつくるので、自立した生活が容易になる。高い断熱性能によって室温の変化が少なく、健康的な暮らしを維持しやすいのも大きなメリットだ。ZEHは、日常の快適性に貢献するだけでなく、災害時にインフラが停止した場合でも、安全を確保したうえで自宅での生活を継続しながら復旧を待つ「在宅避難」を応援してくれる住まいだ。災害が発生したときは誰もが不安を抱える状況だ。ふだんと著しく異なる生活は大きなストレスとなり、健康を損なう原因にもなりかねない。単に在宅避難が可能というだけでなく、ストレスが少なく、より快適な在宅避難ができる住まいづくりをめざしたい。

全負荷型3電池連携システムで電気を確保

太陽電池、燃料電池、蓄電池の3電池システムで、災害などの停電時でも電力を確保。全負荷型3電池連携システムなら、家中すべての家電製品や照明器具に電力を供給できるから、停電前に近い暮らしが可能だ。



定格電圧 - 100V・200V対応しているので、大型エアコンやIHなどの使用も可能。
最大出力 - ゆとりある5,500Wで、平常時と変わらない家電製品の使用が可能。
給電方式 - 全負荷型3電池連携システムなら家中の家電製品に電力が供給可能。
エネファーム - エネファームで発電した電気を蓄電池に充電できる。(停電時のみ)
蓄電池 - 平常時・停電時を問わず、安定した電力の供給が可能な蓄電池。

エネファームと雨水タンクで生活用水を確保

家庭用燃料電池「エネファーム」は、タンクにたまった水を断水時でも取り出すことができ、生活用水として利用可能。合わせて、雨水を120~200L貯めておける「雨水タンク」を活用すれば、災害時の断水でも安心だ。


クルマで賢く電気を調達

災害などでの停電時に、HV(ハイブリッド車)やEV(電気自動車)などのクルマを連携させて、クルマから住まいにエネルギーを供給できる「クルマde給電」や「V2H」などのシステムも用意。「クルマde給電」だけで、居室へ最大1,500Wの給電が可能だ。


クルマde給電
クルマを住まいとつないで電源として利用する非常時給電システム。冷蔵庫や照明、携帯電話の充電など、最低限必要な家電が利用できる。

V2Hスタンド
電気自動車に貯めた電力を、住まいでも使用できるシステム「V2H(VehicletoHome)」。災害による停電時は家庭の電力復旧にも役立つ。

EV充電コンセント
住まいの外壁などに取り付ける、EV・PHVの充電専用の屋外コンセントがあれば、住まいの電力を利用してクルマが充電できる。