case 02
光と風を感じるLDKに、
家族が集う
神奈川県Oさん・1LDK+2LDK・夫婦+子ども3人+両親+祖母(二世帯住宅)
「シンプルで飽きのこないデザインが魅力です」というOさん(子世帯)。アースカラーにアンティークタイルを組み合わせた外観は上品で落ち着いた仕立て。
室内の造作には木目や手触りにこだわった。間口を広く取ったリビングダイニングの開口部からはこぼれるほどに光が差し込み、階段室に沿う形で設けたガラス壁を通って、階下まで光が届くほどの明るさ。その心地よさに、自然と家族が集う。
一方、「スッキリとした住まいにしたかった」というご夫妻のこだわりを叶えたのは、"適量適所の収納"。たとえば夫人の要望で設けられたキッチン横のパントリー(食料庫)には買い物バッグや日用品なども収納ができ、住むほどに使い勝手の良さを実感しているのだそうだ。
また、「"蔵"の収納力は不可欠だった」という。普段は置き場所に困る大きなモノでも使い終われば"蔵"にすっきりと収められる。冬には勾配天井の高さを活かして2mもあるクリスマスツリーを飾ったり、家族で四季折々の歳時やイベントも楽しめているそうだ。
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電気やエアコンに頼ることなく過ごせる住まいの方が体へのストレスは少ないと考え、家づくりをしたというOさん。ウッドデッキは、ルーバーフェンスが外からの視線を遮りながら、風と光を内に導いてくれる。
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キッチン横のパントリー(食料庫)は夫人の要望。ストック食材を置いておいたり、キッチン用品やエコバッグなども置いておける。「欲しい場所に欲しい収納があるのが便利です」と大満足のご様子。
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蔵は最高で1.4mの高さが取れるので、子どもならすんなり入っていける。衣替えに合わせて季節物をクリアボックスごと入れ替えたり、普段使うことの少ないスーツケースや旅行鞄など大きなモノもまとめて収めておける。
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写真左階段側の壁に設けたガラス壁。リビングの大開口から豊かな光が階下まで届くおかげで家中が明るい。肌触りにもこだわったという木の質感も相まって、あたたかく、やわらかな空気が流れる住まいだ。
写真右2階の階段上部に設けたトップライトからも光は届き、同時に空気の流れをつくり、排熱も行ってくれる。蚊取線香の煙で辿れるほどゆるやかに心地よい風の通り道ができるそうだ。
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2階に蔵収納を設置した分、2.5階の子ども室にはロフト空間が生まれた。子どもにとって、こうした変化のあるスペースはワクワクするもの。自分たちだけの場所にとっておきのおもちゃを持ち込める。
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アースカラーを組み入れた上品な外観。深い軒の出バルコニーのアクセントが印象的。
1LDK+2LDK PLAN
- 延床面積
- 168.67m2(51.0坪)
- 敷地面積
- 180.87m2(54.7坪)
- 工法・構造
- 木質パネル接着工法(プレハブ)
- 竣工年月
- 2011年8月
- 販売会社
- ミサワホーム