case 12
キッチンまで光が届き、
冬でも暖かい住まい
埼玉県Kさん・2LDK・夫婦+子ども
広々したワンフロアのLDKに光があふれるKさんの住まい。ハイサッシの大開口からたっぷりと射し込む光は、白をベースにしたインテリアに柔らかく反射して、キッチンの奥まで届く。豊かな陽射しが温めた住まいは、冬でも昼間なら暖房なしで快適に過ごせる。逆に、陽の高い夏には陽射しが入り込まないように、光を計算し尽くして設計されている。
LDKには家族が自然に集まり、リビングのソファやLDKを見渡すコクピットスペースなど、それぞれ居心地のいい場所でパソコンを開いたり宿題をしたり、思い思いに過ごしているという。休日にはキッチンに夫婦が並んで料理に腕を振るい、それを見た子どもが興味を持って手伝う。LDKが、家族の豊かなコミュニケーションを育んでいる。
最初に生活の動線をイメージしたというプランには、使いやすい収納のアイデアがつまっている。出したモノをすぐ片付けられるように、リビングやダイニング、階段室には分散収納。玄関にはシューズクローク、キッチンにはパントリー、寝室にはウォークインクロゼットなど、集中収納で充分なスペースを確保。場所に応じて収納を使い分けしている。「家族みんなが、どこに何が入っているのか分かっていて、必要な物は自分で出して戻すようになりました」と、思い通りの結果にK夫人も笑顔だ。
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テレビ台は造りつけのキャビネットで、掘り込んだ壁にはエコカラットを採用。大理石調の床など白を基調とした室内は、ブラインドカーテンの青がアクセントに。
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キッチンのパントリー上部の階段室に設えたコクピットスペースからは、1階のフロア全体が見渡せる。
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調理しながらでも家族の様子が伝わるキッチン。入口のパントリーは、食材や器具などをたっぷりしまっても余裕のある大容量
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アーチ型の玄関ポーチと欧風のオーナメントがアースカラーのニューセラミック外壁に馴染んで、落ち着きのあるファサード
3LDK PLAN
- 延床面積
- 125.36m2(37.9坪)
- 敷地面積
- 216.20m2(65.4坪)
- 工法・構造
- 鉄骨ユニット工法(プレハブ)
- 竣工年月
- 2010年8月
- 販売会社
- ミサワホーム