case 27
木の温もりに包まれて
伸びやかに子育てを楽しむ
大阪府Aさん
プライバシーを守りながらも、開放的な住まい
天井が高く、開放感いっぱいのAさんの住まい。「住宅が密集する立地なので、周囲からの視線を遮り、プライバシーを守りながらも、開放的でシンプルかつスタイリッシュな暮らしが家づくりのテーマでした。ナチュラルすぎず、モダンすぎず、自分たちが素敵だなと思うインテリア空間を目指しました」という。
中庭からの光に包まれた心地のよいLDK
生活の中心となるLDKは、開放感あふれる3.3mの高天井。深い青緑を差し色にして、板張りの天井とフローリングの木の温もりに包まれた、くつろぎのある空間に仕上げた。リビングとダイニングは、土間テラスの中庭を囲んでL字に配置。中庭にたっぷりと降り注ぐ光を、大開口や高天井を活かした高窓から室内にとり込み、明るく伸びやかな住空間を実現した。ダイニングの壁際には子どもたちが宿題やお絵描きをするカウンターを設置。「キッチンで炊事しながらでも、気配りできるのがいいですね」と夫人。
生活動線を考えた適材適所の収納を計画
キッチンを中心に浴室や洗濯室など水回りを回遊動線にして、家事を時短。収納も生活動線を考慮しながら計画。2階にはウォークインクロゼットと大収納を2つずつ。またLDKと高さのそろった玄関にはシューズクローク。使いやすい場所に十分な収納スペースを確保したことで、居住空間はすっきり広々と保たれている。
暮らしを楽しみ、子育てを楽しむ
玄関は土間を組み合わせた多目的スペースで、「天気を気にせず趣味のロードバイクを手入れできるのがうれしい。お出かけの時に家族が並んで靴を履ける広さがいいですね」とAさん。天気のよい日には中庭でランチやバーベキューをしたり、夏はプールで一緒に水遊びなど、子どもの成長を楽しみながら暮らしを満喫している。
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ダイニングに設けた勉強カウンターでは、子どもたちが本を読んだり絵を描いたりして過ごす。家事をしていても目や声の届く場所なので、互いに安心感がある
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中庭から光が降り注ぐLDK。木の温もりに淡いグレーの壁に濃紺のカーテンを掛け合わせ、ご夫妻の好きなインテリア空間に仕上げた。キッチンにヘリンボーンのタイル壁でアクセントをつけた
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室内と同じ青緑色とコンクリート調のクロスでまとめた土間フロアの玄関。幅のある上り框は縁側のように並んで腰掛けることもできる。正面扉の向こうは大容量のシューズクローク
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濃いグレーでシックにまとめられた外観。玄関扉と軒天の質感がアクセントになっている。目隠し壁の向こうは中庭になっている
4LDK PLAN
- 延床面積
- 123.16m2(37.2坪)
- 敷地面積
- 137.87m2(41.7坪)
- 工法・構造
- 木質パネル接着工法(プレハブ)
- 販売会社
- ミサワホーム近畿