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トップ - THINK LIFE / ライフスタイルを考える - 愛猫ジャーナリングで心が安らぎ、整う日々

interview

愛猫ジャーナリングで
心が安らぎ、整う日々

猫研究家・編集者
服部 円さん

考えや悩みを書き出す
ジャーナリングが注目されている。
愛猫と一緒なら幸せを実感して、
自分の心にも向き合いやすい。
服部さんにその魅力をインタビュー

  • ジャーナリングは歯磨きみたい
    頭のなかで、グルグルと考えごとや悩みごとを巡らせてしまう‥‥そんなことって多いと思うんです。でも、そのモヤモヤを書き出すと、すっきりします。外に出すと客観視できて、心が安らぎます。そして、前に進めます。この書き出す行為が、マインドフルネスの一種であるジャーナリングです。私は中学生のころに始めたんですけど、歯磨きみたいなもので毎日やらないと気持ちが悪いんです。

    愛猫と一緒なら続けられる
    ジャーナリングは、日記のように文章にするのではなく、書き出すだけでいい。といっても、毎日、自分に向き合うのは面倒に感じるかもしれません。でも、愛猫と一緒なら続けやすいと思います。愛猫と暮らしていると、たくさんの幸せを実感して、自分の心に向き合う時間が生まれます。時には「猫の鼻のかたちが好きだから」とスケッチしてみたり、写真や猫関連のチケットを貼ったりして、ファンブックのように楽しむのもおすすめです。

    思い出は残しておきたい
    猫の寿命は15、16年、長生きして20年くらい。猫との時間は長くはありません。「愛猫を迎えた日はいつで、自分はなにを考えていたなとか、家族はどうだったかなとか」といった記録をしておくのは、いいことです。最近、写真は残しますけど、日々の思い出も残しておきたいものですね。
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    2023年にポートランドで開催された動物行動学の学会へ行ったときのチケットなどをミニブックに

  • こんなに表情があったんだ!
    愛猫を意識して見ていると「こういう時間はご機嫌なんだ」、「もしかして調子が悪いのかな」などがわかるようになってきます。猫はほとんど表情筋がないので、無表情に見えると思うんですけど違います。飼い始めてから「こんなに表情があったんだ!」と驚かれる方が多いです。

    もっと猫を好きに
    ごはんが欲しいときに「ニャー」と鳴いたり、嫌なこと‥‥トイレにウンチがそのまま置いてあったりすると「片づけて」と態度で示してきたりします。思っている以上に、喋り方やボディランゲージを使いわけていますね。そんな愛猫のコミュニケーションを知るほどに理解が深まって、もっと猫を好きになっていきます。

    小さな幸せを実感していく
    愛猫のしぐさやクセ、甘えてくる表情などを見つけたり、寄り添ってくれたり‥‥そんな瞬間に幸せを感じることは多いでしょう。日々のなかには、たくさんの小さな幸せがあります。日常に流されずに、小さな幸せを書き出して実感していくことは大切です。
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  • 猫は、こんなに自由なのに
    猫は祖先種がリビアヤマネコで、群れをつくらない単独性の生き物です。猫は自立しているというか、呼んでも来なかったりして、自分のペースで生きています。愛猫はこんなに自由なのに、私はどうしてこんなことに悩んでいるのだろうみたいな‥‥自分のことを振り返っている時間がありましたね。

    なぜか、寄り添ってくれました
    猫の認知能力は犬と並ぶほど高く、飼い主の表情や声の調子、合図を読みとっていると考えられています。元気のないときは、なぜかそばにやって来て、寄り添ってくれるとも聞きます。とはいえ、話しかけても、こちらをチラッと見て、寝てしまうこともあります(笑)。でも、いろいろと話してしまう‥‥ただそばにいてくれるだけで、うれしいですよね。

    自分の心に向き合いやすい
    ジャーナリングは、5分でも10分でもいいんです。まとめなくていいですし、キレイに書かなくてもいい。書くことがないと思ったら、愛猫を観察してみましょう。一緒に遊ぶのもいいですし、触るのでもいいです。きっと書くスイッチが入って、自分の心に向き合いやすくなります。
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    福島・三春シェルターで出会い、服部さんの愛猫となったスカイ

  • リラックスできる場所で
    猫は心地いい場所にいることが多いので、その近くでジャーナリングするのがおすすめです。猫が大好きな場所は、窓際。大きな窓から人の行きかう姿や木にやってくる小鳥を見るのが好きなんです。それは、猫にとってのエンタメですし‥‥外の光や緑を感じると、私たちもくつろげます。そんなリラックスできる場所がいいと思います。

    心を整えて、前に進めるように
    私がジャーナリングをするときは「今日できたこと」、「うれしかった・悲しかった」、「変えたいと思ったこと」を書き出すようにしています。たとえば、悲しいことが多かった日は、その悲しいことを書き出していくと、心が安らぎますし、整います。だけど、それだけではなくて、できたことを思い出し、明日に向かって変えたいことを書いていくんです。少しでも、前に進めるようにしています。

    撮影:「CENTURY 蔵のある家」北山展示場(京都府京都市)
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profile

服部 円さん 写真
服部 円さん
猫研究家・編集者。武蔵野美術大学卒業後、ファッション誌の編集者として働く。ネコとクリエイターをテーマにしたWEBマガジン「ilove.cat」での取材をきっかけに猫研究に興味を持ち、2019年から社会人大学院生として大学院に進学。2021年麻布大学大学院獣医学研究科にて修士号(動物応用科学)を取得。2024年京都大学大学院 理学研究科 生物科学専攻博士後期課程研究指導認定退学。2025年3月博士号(理学)取得。著書に「ilove.cat」(リトルモア)、「ネコは(ほぼ)液体である」(KADOKAWA)など

関連サイト
服部 円公式サイト

information

猫とわたしを整えるジャーナリングノート
猫との日々を記録しながら、自分自身と向き合う新しい形のライフログ。それが「猫×ジャーナリング」です。癒しや発見に満ちた猫の観察を通じて、自身の感情を言語化し、思考を整理する習慣を育む。書くことの効果や猫がもたらす行動のヒントをもとに、楽しみながら続けられる仕掛けが満載。出版社/オレンジページ (2026/2/20発売)