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トップ - THINK LIFE / ライフスタイルを考える - 北欧ヴィンテージと、今日もやさしい時間を

interview

北欧ヴィンテージと、
今日もやさしい時間を

maika ショップオーナー
宮原 剛さん

時を重ねたヴィンテージには、
心を落ち着かせてくれる力がある。
北欧ヴィンテージグッズを
普段使いしている宮原さんに、
その魅力を教えてもらった

  • 2015年、初めてのフィンランド
    北欧雑貨を扱うショップで働いていて、2015年に買い付けの仕事で、初めてフィンランドに行きました。エコカルチャーが、すごく先を行っていて、どの街にもリサイクルショップが多くて驚きました。そこには、ヴィンテージの食器などもたくさんあって、古くてよいモノをどんどん使っていく‥‥積極的にモノを歴史とともに引き継いでいくライフスタイルが新鮮でした。

    ヴィンテージグッズの宝探しみたい
    私は、毎年買い付けに行っているんですが、必ずリサイクルショップに行っていますね。そこでは、個人で棚を借りてモノを売ることもできます。そういう棚を見ているだけで楽しいです。ヴィンテージグッズの宝探しみたいで楽しいですよ(笑)。

    ゆっくりと選んでほしい
    リサイクルショップには、どこにでもカフェスペースがあるんです。現地のおじいちゃんやおばあちゃんが談笑してる姿とか、そういう感じがよかったですね。ここ(maika)も、コーヒーを飲みながら「どれがいいかな」と考えたり、私からモノの歴史や背景を丁寧に伝えてさせていただいたり‥‥そうして、ゆっくりと選んでほしいと思って、ショップとカフェの区切りをなくしています。
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  • 熱量を感じます
    私は古いモノが好きで、ヴィンテージの食器やカップには、熱量を感じます。コスパやタイパという言葉がなかった時代に、考える時間や作る時間を費やして、モノができていると感じます。その食器たちからは「いいモノを作ること」に真摯に向き合っていたことが伝わってきます。

    じわじわと好きに
    ここでは、1960年代から1990年代に作られたアラビア社の食器やカップを扱っています。自分で使ってみたり、調べていくなかで、じわじわ好きになりました。わりと厚みがあり、シンプルなデザインなので、暮らしになじみやすく、普段使いしやすい。それに、重ねやすいデザインになっていたりと機能的です。電子レンジや食洗機に対応しているモノも多く、古いモノだけど、今の時代でも使えます。古いけど、古くないんです。

    お気に入りのヴィンテージ
    特にお気に入りなのが、アラビア社の"ルスカ"というシリーズです。ルスカは、紅葉という意味だそうです。深いブラウンが美しい。これが作られ始めたのが1960年ぐらいです。その時代の技術では、どうしても表面にムラが出るんですけど、あえてそのムラを出してデザインしています。その逆転の発想がいいですね。その後、同じ形で色のつけ方を変えて、シリーズ化されています。
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  • ヴィンテージを普段使いに
    自宅では、ヴィンテージグッズをすぐ手に届くところに並べて、日常的に使っていますね。使うことに特別感がない方がいいですね。食器などは、絵付けが手描きの時代なので、一つひとつを見比べてみると線の太さが違っていたりして、そういうのも愛おしい。お客さまには「どんどん使ってほしい」とお話ししています。普段使いして、その魅力を感じてほしいですね。

    どのお皿で、お出ししようかな
    ここ(maika)でも、ドリンクや焼き菓子をお出しするときは、ヴィンテージのお皿やカップを中心に使っています。実際にお食事のシーンで使ってみてほしいんです。お客さまの雰囲気やお洋服に合わせて‥‥イエローの装いのお客さまには、イエローがアクセントカラーのお皿でお出ししてみたりして、楽しんでいますね。
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  • やさしい時間を過ごしていく
    いつもの何気ない風景にお気に入りのモノがあると、少しだけ気持ちが豊かになって、やさしい時間が訪れると思います。それが私の場合は、北欧ヴィンテージの食器やカップでした。日常のなかに、時を重ねたヴィンテージなお気に入りがあると、自分の気持ちが落ち着いて、リラックスできます。

    今日も、おいしいコーヒーを
    毎日、自分の好きな器具を使ってコーヒーを淹れたり、その日の気分に合わせて好きなカップを選んだり、カップの手触りに癒やされたりして、コーヒーを味わう時間を大切にしたいですね。自然に、自然な感じで、お気に入りが寄り添ってくれる時間‥‥。そのお気に入りに少し傷がついたとしても、それも思い出にしてしまえばいいんです。ぜひ、普段使いして、今日もおいしいコーヒーをお楽しみください。
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profile

宮原 剛さん 写真
宮原 剛さん
食器や生活道具、雑貨を扱う「maika」のショップオーナー。mは宮原さんのイニシャル、aikaはフィンランド語で時間という意味を持つ。1983年東京生まれ。アパレルメーカー勤務を経て、東京都内のライフスタイル雑貨ショップに転職。バイヤー兼店長として実績を積んだ後、2019年6月に独立し「maika」をスタート。2022年5月に東京都国立へ移転し、妻の美由紀さんが作る焼き菓子とコーヒーが楽しめるべイクショップ「kb's bake」を併設したショップをオープン。

関連サイト
maika ホームページ