case 04
デザインとお気に入りの
アートを楽しむ
埼玉県Oさん・3LDK・夫婦+子ども1人
住まいやインテリアも厳選したモノを選びたいというOさんの住まいは、デザインへのこだわりが詰まっている。たとえば、LDKはひと続きの空間として間仕切りは設けていないが、段差によるフロアの高低や、床・天井・壁の配色効果による視覚的な奥行きと広がりが境界を生み出していて、まるでキューブを組み合わせたような空間づくりが楽しい。
内壁は主にホワイトでシンプルに整えられ、お気に入りを集めたというOさんのアートポスターが映える。壁のニッチ収納にさり気なく並べられたオブジェもそれぞれ存在感があって、アクセントとしてファブリックやラグに採り入れられたパステルやモザイクといった色の変化も楽しい。こうした存在が際立つのも、モノを外に出さず、パントリーやクロークなど普段は目につかない箇所に収納して住空間をすっきりと美しく保っているから。
「どの角度から見ても美しいキュービックスタイルをもった、建築作品と呼べる住まいにしたかった」というOさん。外観のデザインにもこだわり、タイルや四連窓など大小の四角を組み合わせ、全体でスクエアなフォルムを形成している。
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家具工房に特注したキッチンカウンターをセンターに配置。収納を確保しながら、簡単な食事をすることもでき、作業スペースとしても活躍。バルコニーから光が注ぎ、視線が抜ける。
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スライド式収納に調理家電を隠してキッチンはスッキリ。アイテムのシルエットが透過ガラス越しに浮かぶ、空間に馴染む収納。
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奥まったダイニングスペースは、お気に入りのポスターを掲げたアートな寛ぎ空間。縦のスリット窓も特徴的。照明にもこだわった。
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1階の書斎スペース。シックな色調でまとめられていて、4連窓から射し込む光がアクセントになっている。お酒を飲みながら映画や音楽を楽しむ趣味の空間。
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道路側の開口を極力小さくし、繊細なタイルとルーバーをアクセントにしたスクエアな外観が印象的。ルーバーフェンスは外からの視線を遮りながら、光と風を建物の中に導き入れる。
3LDK PLAN
- 延床面積
- 110.55m2(33.4坪)
- 敷地面積
- 121.93m2(36.8坪)
- 工法・構造
- 木質パネル接着工法(プレハブ)
- 竣工年月
- 2012年3月
- 販売会社
- ミサワホーム