ミサワホーム社員2名がこのほど大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所の推薦により、文部科学省から第67次南極地域観測隊員に選任された。1975年の第17次観測隊に初めて参加してから今回を含めて延べ31名のミサワホーム社員が選任されたことになる。

昭和基地とドームふじ約1,000㎞の区間を移動する内陸モジュール
越冬隊として参加する常永洋一郎氏は、1999年にミサワ中国建設に入社しその後ミサワホーム中国に転籍。約26年リフォーム事業全般に携わり、現在は中大リフォーム推進を担当する。
「大きな挑戦を前に期待を膨らませると同時に、ミサワホームを代表し国家プロジェクトに携わることを誇りに感じます。南極での経験により自身が成長し見たこと・感じたこと・学んだことを多くの人に伝えたい」とコメント。
夏隊として参加する佐藤啓之氏は第59次観測隊に続き2度目の選定となる。1990年にミサワホーム北海道に入社し施工課で組立業務に従事し、2005年からは直施工工事主任として多くの建物の組立工事に携わる。
「来年には還暦を迎えますが、新たな経験を積み、まだまだこれからも挑戦を続けたいです。周りの方々に感謝し、南極での経験を活かしていきたい」とコメントを寄せた。
南極地域観測事業は南極条約に基づき、国際協力のもと国が実施する事業のひとつ。日本の活動拠点となる昭和基地では、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学、地学など幅広い研究活動が続けられている。ミサワホームは1968年の「第10居住棟」以降、南極地域観測隊の活動や生活を支える建物を受注し、その実績は累計36棟・延床面積約5900平方㍍となる。
今回、観測隊に参加する常永氏と佐藤氏は、これまでの経験を生かし第67次南極観測隊の設営系職員として、完成すると南極昭和基地では最大の建物となる「夏期隊員宿舎」建設工事や既存メンテナンスなどに従事する。
2人はともに空路で昭和基地へ向かい、11月中旬の到着を予定。2026年2月に夏期隊員宿舎を確実に完成させるため、今年度は11月からの建築作業着手に向け例年より早めの出発となる。
現地での活動の後、夏隊員の佐藤氏は2026年2月頃に帰国、越冬隊員の常永氏は2027年3月頃の帰国を予定している。


