プラン・デザイン

プラン・デザイン

  • 狭い空間を広くみせる方法がありますか?
  • 限られたスペースを有効に生かして、少しでも広く見た目にもゆとりのある住まいを実現することが大切です。それには、視覚的な効果を生かした方法もあります。たとえば、リビングとダイニングをL字型にレイアウトして、それぞれのコーナーが見えないような設計にすると、面積は同じであっても空間的な広がりを演出することができます。対角線上に目線を伸ばすことで、空間に奥行き感が生まれ、実際の面積以上に広く感じられるわけです。また、キッチンの下がり壁をなくして空間としての一体感を高める、広縁や和室などのスペースを連続させるなどといった方法によっても、リビングルームのゆったり感を広げることができます。また、インテリアコーディネートでの工夫も可能です。壁面の色の濃淡による広さの演出というものがあります。たとえば、リビングや子ども室などの壁クロスは明るい色彩のものを採用し、玄関や階段ホールの壁クロスは同色系でも少し暗めのものにしておきます。こうすると、玄関からリビングへ入った時、あるいは階段を上がって部屋に入ったときに、まず明るさが際立ち、空間を広く感じることができます。ほかにも、和室を広く見せる工夫として、長押のない京風の和室にしたり、畳のへりをはずしたシングル縁の畳を用いる方法がありますが、和室空間がすっきりとまとまり、同じ6畳でも広く感じられます。基本的には、照明やインテリアをシンプルにまとめるとよいでしょう。


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