ダウンライトやフックなどの「点」は少なめに整理、柱・梁・窓枠・巾木といった空間に多数存在する「線」をできるだけまとます。そのためには、ドアや窓・家具の高さや幅、間隔など、「サイズ」の統一も重要です。多くの面積を占める床・壁・天井といった「面」もシンプルに設計。金具や窓の「カタチ」といった細部のデザインも、できるだけ揃えましょう。
色の理想的な配分は、ベーシックカラー70%、サブカラー25%、アクセントカラー5%。あまり多くの色を使わないことで、インテリアの映える空間となります。また、空間全体のイメージがバラバラにならないよう壁クロス・天井材・床材・ファブリック類の柄・模様も統一します。
床・壁・天井などに使う部材の種類をそれぞれ多様にならないようまとめ、グレード感を合わせることも大切です。さらにマット状や光沢状といった表面仕上げにもこだわり、床と造作材など同一素材のテクスチャーは揃えます。