子どもの持ち物は年々変化していくため、収納スペースは、初めから作りこんでしまわず、成長をとともにフレキシブルに対応できることが求められます。リフォームを考える場合は、余裕をもってスペースを確保し、可動式の棚を取り入れることをおすすめします。上下の出し入れも簡単にできるため、率先して片付ける習慣が身に付きます。
部屋を見回すと、意外とデッドスペースがあるものです。ベッド下の収納や、天井に小さめのハンモックをつるしてぬいぐるみをのせたり、空いた空間に板を渡して棚を作るなど、デッドスペースもアイデア次第で収納スペースに生まれ変わるので、有効に活用しましょう。アイデアのある収納は、子どもも興味を持って取り組むことでしょう。
壁にディスプレイ棚を設け、お気に入りの本を飾りましょう。手が届きやすい位置にきれいに飾ることで、読みたい時にすぐ手に取りやすく、片付けも簡単です。おもちゃなどもディスプレイする場を作って、毎日定位置に戻し、それ以外は収納ボックスにポンポン入れていく癖をつけましょう。見せるものとしまうものの区別をはっきりさせることが大切です。