写真:見出し 写真:見出し

愛でる庭に食べる喜びをプラス
最近では、花や植物を愛でる庭に「食べる」喜びが加わり、キッチンガーデンと呼ばれる、野菜やハーブを栽培する庭が人気を集めています。食の安全が問われる昨今、安全性の面からも家庭栽培の良さが見直されてきています。また、お子さまと一緒に育てることを通して学ぶ自然体験の数々は、最高の食育となることでしょう。

狭い敷地でも大丈夫!バルコニーを利用したプチガーデン

キッチンガーデンは、広いスペースが無くても、庭の一角やテラスのプランターでも収穫の楽しみを味わえるのが魅力です。敷地が限られる都市部の家でも、バルコニーを利用すれば、キッチンガーデンを楽しむことができます。ただし、バルコニーは地上よりも風と日射しが強くなるので、乾燥や寒暖差に強く、大きくなりすぎない植物を選ぶことがポイントです。

苗から始めるキッチンガーデン

ジャガイモやニンジンなどの土中に根を張る根菜類は、地面での栽培が適しているので、庭の一角を利用するのがよいでしょう。より手軽に家庭菜園を楽しむには、苗を購入し、鉢植えから始めるのがおすすめです。ここでは、比較的育てやすく、料理やお茶に使える便利なハーブをピックアップしてご紹介します。

ワイルドストロベリー

水はけと水もちが良い土を使い、鉢土が乾いたら底穴から流れ出るくらいにたっぷりと水を与えます。比較的丈夫な性質ですが、真夏の暑さと直射による乾燥で弱ってしまうことがあるので、夏は半日陰の涼しい場所で管理すると良いでしょう。葉はハーブティーに、完熟した実はジャムにと楽しめます。

ミント

丈夫な性質のミントは、水やりをしっかりすればよく育ちます。乾燥と夏の直射日光が苦手なので、夏は鉢の置き場所を変えるなどして、乾かさないようにしましょう。

ローズマリー

肉料理や魚料理の香り付けに使われるローズマリー。丈夫で乾燥に強く、手軽に育てられるのが特徴です。高温多湿を嫌うので、日あたり、水はけ、風通しの良い場所で管理します。水やりは、鉢土が白っぽく乾いているのを確認してから、たっぷり与えますが、与えすぎるとしおれてしまうので注意が必要です。

バジル

パスタやトマト料理に欠かせないバジルは、とても育てやすいハーブです。日当たりが良く水はけの良い場所で育てましょう。乾燥が苦手なので、鉢土が乾いてきたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり水を与えます。

プチトマト

プチトマトは通常のトマトに比べ、簡単に栽培する事ができます。苗が20〜30cmくらいに伸びたら支柱を立て、枝が折れないよう支えましょう。

庭やテラスサイドに、収穫したものを水洗いする「洗い場」や、保存する「収納」といったワークスペースがあると、より快適にガーデニングを楽しむことができます。建築廃材などをリサイクルした外構素材「M-Wood2」なら、水に強く腐りにくいので、エクステリアに最適です。