デザイン性に優れた収納家具は、それだけでお部屋のインテリアとなり、室内を演出してくれます。収納力もあるので、シンプルな空間をよりすっきりすることができます。収納家具の楽しみ方を部屋ごとに考えてみましょう。
家族が集まるリビングは、くつろぎの場でもあるので、チェストに家族写真やお子さまの絵、植物などを置いて飾りつけを楽しむのもおすすめです。家族が日頃よく使うものを収納しておけるので、いつもすっきり片付きます。
一日の疲れを癒してくれるリラックスした空間にするには、大きな面積を占めるベッドをはじめ、インテリアの高さを抑えることです。空間に圧迫感がなくなり、落ち着いた空間に仕上がります。
機能性が重視されるキッチンでも、デザイン性の高いものを取り入れることで、暮らしが華やぎます。ゴミ箱やワインボトルの収納ボックスなども、キッチンダイニングのインテリアになります。
玄関には、個性的なチェストボードを置くだけでも印象が変わります。オブジェのようなコートハンガーを選べば、使用していないときは玄関のインテリアとして活躍します。
家具同様、そこに置くだけで空間を美しく演出する椅子があります。たとえば、ホテルのラウンジに置かれているソファ。そこにあるだけで空間に落ち着きを与えてくれます。自宅にもお気に入りのマイチェアがあることで、いつもの空間が自分だけの特別な場所に変わり、ゆとりや贅沢を感じさせてくれます。
あかりを灯す道具として捉えられがちな照明器具ですが、北欧デザインを代表するヤコブセンの照明などは、それだけでもオブジェのような存在感があります。和の空間とも相性がよいので、和室を照らす灯りとしてもおすすめです。他にもデザイン性の高い照明器具はたくさんあるので、お部屋の印象にあうものがきっと見つかるはずです。
シンプルであることを意識するあまり色をそろえすぎると、なぜかあか抜けない印象になってしまうことがあります。相性のよい色なら3色まで組み合わせてもうるさい印象にはなりません。
部屋の中で大きな面積を占めるソファ、ラグ、テーブルなど大型家具の色使いによって、部屋の印象が大きく変わります。面積が大きいだけに色のバランスを考慮しないと色があふれ、散漫とした印象になるので注意が必要です。
白と黒、赤と緑、黄と青といった反対色でも、それぞれの色を5対5の割合にしなければ、差し色を活かしたコーディネートができます。