収納リフォームで快適な生活をデザインする
リビングにおすすめなのが壁面収納です。大きな壁面を活用し、まるごと収納にすることでたっぷりと収納量を確保。散らかったモノでいっぱいになりがちなリビングの収納の悩みを解決します。「見せる」「隠す」収納を組み合わせ、変化のある空間づくりを楽しみましょう。
壁面を活かして、テレビやパソコンデスクも組み込める大型収納に。扉をつけて「隠す」収納にしたり、ガラスシェルフにすることもできます。
一定間隔に設けた溝のラインから好きな位置を選んで、アクリルやアルミの棚板を設置。水平・垂直のラインでディスプレイできるので、さまざまなモノも美しく収まります。
引き出しタイプのベンチ収納。クッションをのせればソファとしても使用できます。リビングで使用する小物などの収納便利。
キッチン内を隠しながら、収納を確保できるカウンター収納。ティーカップやランチョンマット、調味料など、ダイニング側で使うモノをしまえるので、テーブルの上をいつもきれいに保てます。
毎日使用するキッチンは、細々なツールがあふれ、収納の問題が絶えない空間。下ごしらえ・調理・盛り付け・配膳・後片付けとさまざまな動作が求められるキッチンでは、よく使うものは手の届きやすい場所に置くことが基本です。たとえ広げるスペースがなくても、デッドスペースや上部空間、床下空間、壁などを有効活用した収納リフォームで、収納不足を解消できます。
壁面に棚を設けると、キッチン小物を飾るようにしまえます。どこに何があるかがひと目でわかり、使い勝手は抜群。お気に入りの小物をオブジェとして楽しめます。
オープンキッチンには、キッチン・クロゼットがおすすめ。壁面をキッチン・クロゼットにすれば、床から天井まで収納量たっぷり。扉を閉めれば「隠す収納」となりスッキリします。
勝手口からショッピングカートで入れ、ストックしておくモノや毎日使う食材など、てきぱきと整理できます。
取り出しやすい位置まで棚を降ろせるので便利です。電動タイプもあります。
お気に入りのキッチンツールや料理本などを飾れば、使いたいときにすぐ取り出せるので便利です。
あまり使っていない和室を主室とつなげてワンルームにし、夫婦のプライベートリビングにすることも。せっかく広い主室にしても、衣類などが散らかっていてはリラックスできません。リフォームで収納を確保することで、くつろぎの空間が実現します。
寝室に収納家具を並べてしまうとせっかくの安らぎの場で圧迫感を感じてしまいます。和室部分をウォークイン・クロゼットにすることで、広いスペースを活かして収納システムをセットし、かさばるコート類や旅行カバン、帽子、ネクタイ、アクセサリーなどの小物もきれいにしまうことができます。
押入の奥行を変更しクロゼットに。扉で収納を見えないようにすることでホテルのような落ち着いた空間を演出します。
読みかけの本や眼鏡など、ベッドまわりで使うものをしまっておくのに便利です
書物や趣味のアイテムなどをしまっておくことができます。自分だけの時間を楽しむプライベート空間に。
和室よりも洋室のほうが、立ったり座ったりする動作が少ないため、身体への負担が少なくなります。高齢になるにつれ、洋室のほうが生活しやすくなるでしょう。和室から洋室への変更は比較的簡単にできます。
ラクに移動できる、キャスター付きの可動間仕切り収納を利用すれば、間取りの変更が自由にできます。床から天井までの大容量の収納を確保でき、床と天井を圧着固定する構造なので、転倒の心配もありません。
ベッド脇にハンガーウォールを設置すれば、小物やコレクション、季節の植物などを飾りながら収納できます。
細々としたものが多い子ども部屋は、「見せる」と「しまう」収納を上手に取り入れたい場所です。「見せる」と「しまう」ものをきちんと決め、大きなキャビネットで「しまう」収納を、ぬいぐるみなどのお気に入りはガラス扉の中や見える棚にディスプレイ感覚で飾って整理整頓しましょう。整理しやすい空間は、すっきりするだけでなく、子どもにとっても自分で片付けることを学びやすい環境となるでしょう。