菌や水アカがつきにくいコーティング素材を使い、表面の凸凹をなくしツルツルの状態にすることで、菌や水アカなどの汚れをつきにくくする製品が増えています。 便座にも汚れをはじく特殊樹脂が加工されたものがあり、汚れがつきにくく、汚れがついてもサッと拭き取ることができます。
特殊な除菌水を搭載したトイレも登場しました。使う前に除菌水をふきかけ汚れをつきにくくし、使用後も除菌することで、菌の増殖を防いでくれます。ノズルも便器も使用するごとに除菌されるのでキレイが長持ちします。
フチから大きな渦を巻くように勢いよく流すトルネード洗浄で、少ない水を有効に使いながら便器内部をしっかり洗浄します。
10年前は一回の洗浄に約13ℓの水を必要としましたが、便器の形状や洗浄のための水流を改善することで、現在は約4ℓでの洗浄が可能となり、大幅な節水を実現しています。水道代がお得なうえ、トイレを使うたびに汚れがつきにくくしてくれるうれしい機能です。
お掃除ができなかった隙間の汚れにも手が届くよう、ウォッシュレットも前方が上がるタイプのものや、取り外せるタイプのものがあります。便座との間を奥までラクに拭くことができるので、汚れはもちろん、気になるニオイを元からカットします。
便器のフチの内部は、汚れがみえにくく、お掃除しづらい場所のため、汚れが残ってしまいがちです。折り返しのないフチなし便座なら、汚れの溜まりがちなフチがないので、サッとひとふきで汚れを取ることが可能。フチの飛び散り汚れや、使用後の垂れ汚れを軽減するので、お手入れの手間も省けます。全周フチなしのものや、前面のフチをカットした形状のものなどさまざまなタイプがあります。
従来の洋式便座はでこぼこした形状で、拭き掃除が大変でしたが、便ふたや便器側面に凸凹がないタンクレス便器などシンプルなデザインが主流となり、拭き掃除がラクになりました。