見た目の美しさを保つために、早めにメンテナンスした方がいい箇所もあります。その1つが、外壁のサイディング※や屋根のスレート材などの塗装です。防水性などの機能は、一般的に約30年程度は維持できると言われているのですが、美観上は10年前後で色あせてきてしまいます。この時期に、外壁や屋根の塗り替えを行うことは、傷みの進行を抑えることにも繋がるので、結果的に住まいを長持ちさせる効果もあります。最近の塗装には遮熱効果が含まれているものもあるので、メンテナンスの際には一緒に検討してみてはいかがでしょうか?
※サイディングとは建物の外壁に使用する外装材のことを指します。
また、壁のクロスも汚れがついたり、色が変わってきたりするだけで、お部屋の印象が暗くなるものです。貼り替えの際にデザインセンスの高いクロスを使用すれば、まるで別のお部屋のようにイメージチェンジもできます。雰囲気をガラリと変えられるのも、美観を意識したメンテナンスの魅力ですね。
外壁や屋根のメンテナンス、太陽光発電の設置の際には、足場を組んで作業をします。せっかく足場を組むならば…と「ついでのメンテナンス」でオススメなのが「遮熱塗装」です。遮熱塗装は、太陽光を反射し、熱の侵入や外気温の熱伝導を抑制する働きがあるため、夏でもお部屋の温度を快適に保つ助けになります。
住まいは大切なご家族や財産を守るためのシェルターでもあります。そのため防水性や防犯性などの機能は非常に重要。これらの機能を維持させるために必要なメンテナンスには、サッシやシャッターの交換などがあります。これらを怠ると雨漏りの発生や空き巣の侵入など、重大な被害を招くこともあるので注意が必要です。住まいの機能を維持させることは、資産価値を上げることにも繋がります。