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プラスαのリフォーム ~バリアフリーを取り入れる~
1989年厚生省(現厚生労働省)は来るべき高齢化社会に備えて「高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略(ゴールドプラン)」を作成しました。以降、新築住宅では車イス使用者や高齢者にやさしい段差のない床、引き戸や手すりなど、バリアフリー化が進みました。
もし、現在の住宅がそれ以前のものであれば、二世帯住宅へのリフォームを機にバリアフリー化を検討してはいかがでしょうか。バリアフリーの家は成長途中のお子さまの安全にも有効です。

バリアフリーが望まれる背景

厚生労働省平成21年人口動態統計によると、転倒・転落などによる家庭内の事故で亡くなった65歳以上の方は1万150人でした。これは交通事故死の3,789人を大きく上回ります。この数字からも明らかなように高齢者が暮らす住宅のバリアフリー化は検討したいリフォームの一つと言えるのではないでしょうか。

親世帯に必要なバリアフリー例

段差のない床

若く、健康な方にとっては何とも思わない段差でも足腰が弱い方にとっては大きな障害になり得ます。特に車イスを使用される場合は、たとえ数㎜程度の段差でも乗り越えられない可能性があります。

玄関や階段などの手すり

段差の大きい玄関や階段などでは転倒防止のため、手すりを設けましょう。そのほかにも、必要に応じて浴室やトイレなど設置場所を検討しましょう。

段差のない床

ホームエレベーター

都心部では一般的な3階建て住宅でもホームエレベーターがあれば気軽に上下階を行き来できます。両世帯の絆もより深まるかもしれません。

子世帯に必要なバリアフリー例

浴室内の手すり

毎年0~9歳までのお子さまが、浴室内で溺れるなどの事故が起きています。このような事故を防ぐには手すり付きで床面が滑りにくいタイプのユニットバスへの交換が有効です。

浴室内の手すり
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