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浴室(お風呂・バスルーム)リフォームの前に
抑えるべき4つのポイント
浴室リフォームの前に抑えるべきポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。浴室は、毎日使用する重要な水廻りのひとつです。浴室リフォームには、安全面や快適さ、省エネ度などをアップさせられるメリットがあります。浴室リフォームは、リフォームの目的と工期、タイミングなどを意識して決めることが大切です。

浴室リフォームのメリットとは

浴室リフォームには、バスルームのリフォーム、ユニットバスへのリフォームなど、いろいろな種類があります。浴室リフォームのメリットとして、断熱性・安全性等の向上が期待できるでしょう。

浴室リフォームのメリット

浴室リフォームには、浴室の断熱性を高められるメリットがあります。室内の温度差をなくす断熱性アップのバリアフリーリフォームではお風呂の寒暖差で血圧が変動するヒートショック対策、さらに滑りにくい床にすることで高齢者の転倒リスク低下の効果も期待できます。

浴室の素材を汚れや傷がつきにくいものに変えると掃除が楽になり、最新の省エネ機能がついた設備へのリフォームは光熱費の節約にもつながるでしょう。

ユニットバスへリフォームするメリット

ユニットバスは、工場でつくられた部品を組み立てる仕組みの浴室です。ユニットバスは部屋の中で組み立てる浴室なので、断熱性アップも可能、浴室暖房を設置したり、入口の段差を解消し乾きやすい床を選んで転倒リスクを軽減したりといったさまざまなメリットが得られます。

既存のバスルームからユニットバスへの工事では、短い工期で機能性の向上が期待できるでしょう。

洗面台も一緒にリフォームするのがおすすめ

浴室リフォームの際に洗面所も同時にリフォームすると、気になるデザインや質感などの統一感を出しやすくなります。洗面所だけ古さが目立つような違和感も生じません。

浴室リフォームの工期はどれくらい?

リフォームの前に!知っておきたい注意点

浴室リフォームは、在来工法とユニットバスでそれぞれ特徴が異なります。浴室そのものや工期などの違いを事前にチェックして、リフォームの内容を検討しましょう。

在来工法とユニットバスの違い

在来工法の浴室

在来工法の浴室は、防水加工を施し基礎や床・壁などを一から工事してつくる浴室です。部分ごとに素材を自由に変えられるため、タイル張りの壁やヒノキの浴槽など、自分好みの浴室を作りたい方に向いている工法といえるでしょう。

ユニットバス

ユニットバスは現在主流になっている工法です。工場でつくられた浴槽・壁・天井などのパーツを搬入して現地で組み立てるため、すでにパーツが揃っていて在来工法ほどの自由度はありません。

浴室リフォームの工期目安

浴室リフォームの工期は工法によって異なります。主な工期は以下の通りです。

  • 在来工法の浴室からユニットバスへのリフォームは6日程度
  • ユニットバスからユニットバスへのリフォームは4~5日程度
  • 浴室と洗面所をセットでするリフォームは6~8日程度

(ミサワホームでリフォームをする際の工期目安です)

リフォーム中はお風呂に入れない

リフォーム中は一週間ほどお風呂に入れません。ユニットバスへのリフォームなど一般的なリフォームでも最短で3~4日はかかるため、リフォーム中にお風呂をどうするかなど、工事中の生活方法も検討しておく必要があります。

浴室リフォームのタイミングはいつ?

浴室リフォームのタイミングはいつ?

浴室リフォームのタイミングは15~20年を目安にするのがおすすめです。また浴室のニオイや劣化状況からも判断できるため、リフォームを検討すべきサインを覚えておくと、適切なタイミングで浴室リフォームができるでしょう。

浴室のリフォームは15~20年が目安

浴室のコーキングには経年劣化によりヒビが入るため、表面は問題無いようにみえていても、ヒビ割れから水が浸入して内部が腐食する場合があります。木造住宅では構造部分の腐食やシロアリ被害につながり、マンションの場合階下の部屋への漏水のリスクが生じるなど、年数が経過した浴室は急なトラブルにも注意しなければなりません。

また、20年前の設備は水道光熱費が高額になりやすい傾向があります。年数が経過して劣化した設備は維持費がかかりやすいこともあり、リフォームで最新の省エネ設備に変えると、お手入れが楽になるだけでなく普段かかっていた費用を軽減できるでしょう。

浴室リフォームを考えた方がよいサイン

取れないカビ・サビ

洗っても落ちない、またすぐに出てくるカビやサビがある場合、壁の内部にまでカビやサビが入り込んでいる可能性があります。内部で腐食が進む恐れがあるため、リフォームの検討を始めた方がよい時期といえるでしょう。

コーキング部分の劣化

コーキングは浴室の壁や浴槽などのつなぎ目の部分です。コーキングにヒビが入っていると、水が入り込んで腐食や水漏れなどのトラブルが発生する恐れがあります。

お風呂の壁や床・浴槽の劣化

お風呂の壁、床などにヒビが入っている場合にも、そのヒビから水が入り込み腐食などの原因になります。タイルの割れや剥がれなどの危険な箇所は、早めに直さないとケガをすることがあるかもしれません。

排水が流れにくい・排水溝からの嫌なニオイ

排水溝のつまりやニオイは長年使用していると発生します。垢などの汚れがついてニオイの元になることがありますが、リフォーム時に排水管も見直すことで改善できます。

その他

築20年以上でお風呂のメンテナンスをしていない場合には、ほかにもいろいろな部分をチェックしましょう。換気扇が効かない、温度調節ができないなど各設備の機能が落ちている場合には、劣化による機能低下かもしれません。

また、介護や老後に備えたバリアフリーリフォームや、家族が増えた場合などライフスタイルの変化が生じた場合もリフォームのよいタイミングといえます。

リフォームの前に!知っておきたい注意点

お風呂の機能や広さを変えたい場合、工事や広さなどの制限があるかもしれません。前もって制限事項などをチェックして、浴室リフォームの前に注意が必要なポイントもおさえておきましょう。

知っておきたい注意点

浴室サイズ

ユニットバスは、浴室のサイズがほとんど決まっています。在来工法からユニットバスにリフォームする場合は、元のサイズに設置できる小さな浴室になるケースが多いので、サイズを変えたくない場合には注意が必要です。

追い焚き機能の追加

追い焚き機能を追加する工事は、壁に穴を開けてパイプを増設しなければなりません。マンションの場合は、規約で壁に穴を開けられず機能を追加できない可能性があるため、前もって規約を確認しましょう。

オプション機能の導入

ジェットバス・ミストサウナ・浴室テレビなど、浴室にさまざまな機能をつけたい場合、マンションでは管理規約の確認をしてから決める必要があります。オプションをつけるほどコストもかかるため、本当に使うかどうか、必要な機能かどうかなどをよく検討してから導入を決めましょう。

まとめ

まとめ

浴室リフォームのタイミングは15~20年が目安です。旧型の設備から最新の設備に改修すると、掃除が楽になり日々の負担が軽減することに加え、転倒防止やヒートショック対策にもつながります。ユニットバスや在来工法など、工法別の特徴をおさえて希望どおりの快適な浴室リフォームを成功させましょう。

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バスルームリフォームの事例

※工事費用はユニットバス交換単独のリフォーム費用ではありません。

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