賃貸住宅建て替え研究室 Part3

あたりまえのアパート経営

空室が多くなってきた。修繕費がかさんできた。耐震性に不安がある・・・。
そんな賃貸住宅の老朽化は、オーナー様にとって大きな悩みです。
今回の特集では、賃貸住宅の建て替えについて研究します。
少子化、人口減だからこそ大切な、しっかりとした計画を立てるヒントをご紹介します。

この記事は資産活用情報誌「GOOD OWNER」2015年9月号掲載記事をWeb用に再編集した内容となっています。掲載内容は本誌発刊当時のものとなります。

賃貸住宅建て替え実例

ミサワホームが手掛けた賃貸住宅建て替えプロジェクトの中から、一部をご紹介します。

デザインで入居者をひきつける建て替え

老朽化して修繕などに手間がかかるようになったアパートを建て替え。市場調査で周辺では1Kタイプの新築物件が多くなっていることがわかり、競合を避けるため広めの空間にしています。さらにデザインで差をつけるコンセプトで、シャープな屋根形状や高級感のあるエントランスにこだわりました。さらに女性入居者に満足していただくための防犯対策や快適設備を充実させることで、幅広い年代の入居者に選ばれる物件になりました。

最新の入居者ニーズに応える賃貸住宅

祖父から受け継いだ築40年のアパートを建て替え。オーナー様は、ミサワホームが提案した、賃貸住宅とは思えないようなこだわりのデザインに共感されたそうです。それぞれの部屋の壁紙等を変え、入居者が好みで選べるようにする工夫。吹抜けの開放感がある部屋。そしてミサワホーム独自の収納「蔵」の採用や、セキュリティにこだわった設備等、入居者のニーズに応える配慮で、高めの家賃設定でもすぐに入居者が決まる結果となりました。

ペット専用の賃貸併用住宅で地域のニーズに応える

親のご自宅、ご兄弟のご自宅、老朽化アパート。この3つが建っていた敷地を、賃貸併用住宅として建て替えました。オーナー様宅では大型犬が2匹いるため、賃貸併用にした場合、鳴き声などの懸念がありました。そこでペット愛好家に入居していただくことを考え、ペット専用の建物を検討、ペット対応賃貸住宅に多くのノウハウを持つミサワホームが選ばれました。音漏れ対策やメンテナンス対策等、様々なペット対応の仕様となっております。

美しい街並みをつくり地域の活性化にも貢献

築42年の4階建ての建物があった場所。老朽化と東日本大震災での影響もあり、建て替えを行いました。ミサワホームの鉄骨系「ハイブリッド工法」を選択。耐震性や耐久性はもとより、外壁にニューセラミックを使用することで美しいデザイン性も兼ね備えています。建物を4棟に分割することで、2人のご子息が相続しやすくするように配慮。周辺は単身世帯向けの賃貸が飽和状態のため、高所得のファミリー層を想定した3LDKのプランにしています。

耐震性を考えた3階建ハイブリッド住宅4棟

築40年以上の貸家が12棟並んでいたエリアをすべて建て替え。敷地をゆったり利用して、7棟の戸建貸家からなる美しい街並みを形成するミサワホームのアイデアを採用。「五感にふれるガーデン」をコンセプトに、中庭のある緑豊かな環境をつくりました。住人同士、仲良くなって庭でBBQをするような関係が理想とおっしゃるオーナー様。現場見学会に50人を超える方が訪れるほどの人気物件となりました。

社会貢献を考えてグループホームに建て替え

もともと畑と平屋の貸家が建っていた敷地。どのような活用方法にするか検討していたところ、福祉の土地活用として社会貢献もできることからグループホームを選ばれました。ミサワホームではグループ会社の社会福祉法人マザアスがあり、グループホームの運営を委託することで手間をかけずに経営が可能となりました。オーナー様は、建物の外観も明るく、地域の雰囲気も明るくなったと大変ご満足されていらっしゃいました。

ミサワホームへのご相談はコチラから

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