看護小規模多機能型居宅介護は、住み慣れた地域での、在宅介護を継続するため、通い・泊まり・訪問看護・ケアマネジメントの5つのサービスを柔軟に組み合わせて、サポートを行う。
誰しもが願う、馴染んだ地域で、馴染んだ人々と共に生活をしていきたいという思いを実現するため、年とともに必要になってくる福祉分野をコーディネートする役目を運営者は担いたいという。
利用する方だけでなく、そのご家族も安心して任せられるように、コミュニケーションは欠かさない。その時に必要なサービスを提供できるように、24時間365日、生活管理を行う。医師との連携、服薬管理含め、地域に活用してもらえる社会資源として包括ケアを推進している。
建築DATA | ||||
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敷地面積 |
372m2 (112坪) | 延床面積 |
287m2 (86坪) | |
構造・規模 | 木質パネル構造 2階建 | 開設 | 2015年 |
地域に密着して在宅の高齢者を長年見守り、ケアをしてきた事業者の思いに共感した地主様が、建物を建築。利用者・スタッフ、関わる全ての人に、使い勝手の良い施設となるよう、建物での工夫をミサワホームがご提案。例えば、宿泊スペースは洋室だけでなく畳の部屋を用意。日頃ベッドで休んでいない方は、環境の違いに戸惑い混乱してしまうこともある。使い慣れている畳の上で家のように、ゆっくり休んで欲しいという配慮から設置をした。また、小屋裏天井を設置し、頻繁に使わない資料は収納できるようにした。雑多に物が溢れかえることなく、気持ちの良い環境つくりに寄与した。
利用者それぞれの生活環境、体力、家族、状況に合わせたケア方法をスタッフ、看護師が連携して対応している。そのような安心感が、利用者、そして家族に響いている。