

トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - 37年連続でグッドデザイン賞を受賞 -てんとう虫の家、佐賀展示場 等-
2026.11.01
風土と暮らしの慣習を活かし、地域と美しく調和するカーボンニュートラルの新しいカタチ
城下町や旧街道沿いに歴史あるまちなみが残るこの地域では、風土とともに古くからの暮らしの知恵が受け継がれてきた。地域の風や日射を読み取り、打ち水や窓を開ける慣習などを住まいに取り入れることで、設備性能だけに頼らず環境負荷を低減。まちなみや自然、時の移ろいを五感で感じる暮らしを通して、カーボンニュートラルに向けた新たな選択肢を提案した住宅。

鈴鹿山脈を越えて南に吹く「鈴鹿おろし」や、海風などの季節風を取り入れたり、植栽の計画や打ち水による気化熱の利用など、随所に取り入れた微気候デザインと、住まい手による慣習が連動し、設備のみに頼らない暮らしを実現。
世代ごとの暮らしが見える、地域のみんなが活用できるオープンな展示場
地域の課題について向き合い、世代を問わず誰もが活用できるオープンな展示場をめざして、佐賀市郊外にある築12年の住宅展示場を改修。1階は老後も自宅で健康に過ごしたいというシニア層のニーズを反映。2階は子育て世代向けに広いダイニングや家事効率の工夫を提案。2.5階では講座や自習などに活用できるセミナールームを設計。

子どもの作品や趣味のモノ、書籍や植物などを置けるスペースも充実。交流をうながし、日々の暮らしを育む楽しさが味わえる。
そなえる
1階は、将来の老後に備えて、2人で安心して暮らせる設計を提案。
支える
2階は、共働きの家事と育児を支える空間の工夫を提案。
学ぶ
2.5階は、子どもからお年寄りまでが学べる快適な空間をデザイン。
建物の外観を邪魔しない「調和」を追求した換気フード
SQフードは、換気性能や耐風雨性能といった機能を維持しながら、視覚的ノイズを抑えたシンプルなスクエアフォルムの外観を実現。
SQフードで実現したデザインコンセプトを継承しつつ、壁面汚れを防ぐ排気流制御を備えたKGフードもラインナップ。
独自の設計で規格化された外壁はオンリーワンの質感と愛着を生み出す
伝統的な湿式製法のオーダータイルと、「専用下地ボード」と「60年メンテナンスプログラム」を統合した高機能外壁タイル。タイルの組み合わせを独自のモジュール設計と構法で体系化することで、壁面全体に工業製品では難しい自然な「ゆらぎ」が現れる仕組みを実現。
外周緑化と中庭がまちと自然をつなぐ、「市中山居」を体現した庭園レジデンス
建物の存在感をやわらげる外周部の緑化計画と、敷地中央に京の庭園を想起させる中庭を核としてデザインされた集合住宅。京都松ケ崎の落ち着いたまちなみと中庭との結節点に3層吹き抜けエントランスを設けることで、人が緩やかに移ろう動線や、暮らしの中に美しく自然を取り込む内外の関係性を構築。