トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - 土地ごとの災害リスクを知り被害を最小限に抑えるための備えを
2022.07.29
一つは、建築予定地の自然災害リスクを把握できる「ハザードカルテ」の提供だ。これは建築地の住所を入力するだけで、過去の災害記録などの情報が一括で確認できるというもの。過去に浸水被害があった土地なら、水害対策に一層力を入れた住まいづくりを提案する。他にも、活断層までの距離や土砂災害の可能性、地震発生時の揺れやすさなど、土地ごとの災害リスクを考慮したプランを提案。その土地や、住まう人に合わせた最良かつ効率的な防災対策が実現できる。
このように、建てる前から徹底的に安全を追求し、設計に活かす点も、「MISAWA-LCP」の大きな特長の一つだ。
完成した建物にも、「備える」対策が随所に織り込まれている。たとえば備えの基本となる「備蓄」。政府では、防災品や非常食・飲料水などについて、7日分の備蓄を推奨しているが、家族全員分となると膨大な量となり、一般的な押入れにすべてを収納するのは難しい。その問題を一気に解決するのが、大収納空間「蔵」だ。圧倒的な収納力によって、ふだんの暮らしを楽しむ道具などと一緒に、備蓄品を丸ごと収納しておける。ゆとりを持たせた2週間分の備蓄量でも、問題なく収納できる。
また、緊急時の避難では、防災品を素早く取り出す必要があるため、「蔵」以外にも、家族それぞれの居室や、家族が集まる機会の多いリビングなどに、防災品を分散しておける収納も考えておきたい。
「備える」防災提案は、まだまだある。たとえば、災害時に家具が倒れたり、割れたガラスが床に散らかったりした場合も、別のルートを使って安全に外へ避難できる「多方向避難設計」。これは、水平方向の避難だけでなく、浸水で1階からの避難が不可能になったことも想定し、上階などの垂直方向への経路も確保。防災品の分散収納と合わせ、家のどこにいても避難できる安全・安心な設計だ。
非常食などを消費しながら備蓄する「ローリングストック収納」としても使いやすいパントリーなども提案。家事効率がアップする動線なども考慮して設計されるので、万が一のときだけでなく、日常生活における利便性や快適性も高まる提案となっている。
ミサワホームでは、住まいを建てる敷地周辺で起こりうる自然災害リスクをまとめた「ハザードカルテ」を提供。事前にリスクを把握することで、効果的な防災対策を施した住まいづくりが可能に。
いつ災害が発生しても、家のどこにいても、すばやく脱出するためには避難ルートをできるだけ多く確保しておくことが大切。災害によって家の中のどこかが通行不能になる事態も考慮して計画を。
懐中電灯など安全に避難するための備品や、避難の際に必要な現金、常備薬、モバイルバッテリーなどを分散収納しておけば、家のどこで何をしていても緊急時にすぐ取り出せる。
圧倒的な収納力を誇る大収納空間「蔵」があれば、家族分の大量の備蓄も余裕で可能。「蔵」は床面積に算入されない※ので、居室などを犠牲にすることなく限られた容積率を有効に活用できる。
※一定の条件があります。自治体により算入しているところもあります。「蔵」は居室としての使用はできません。
古いモノから消費して、そのつど補充する「ローリングストック収納」が可能な収納を設けることで、万が一のときに賞味期限が切れていたという事態のない安心の備蓄を実現。