地震大国とも呼ばれ、先進国の中でも自然災害リスクが群を抜いて高いといわれる日本。
近年では地球温暖化の影響が考えられるゲリラ豪雨などの水害も頻発している。
災害に強い住まいづくりのためにも、まずは日本を取り巻く災害リスクについて知っておこう。
自然災害に対して、強さを発揮するミサワホームの住まい。
その強さの理由とは何か。そしてそこに込められた想いとはどんなことなのか。
ミサワホームで商品開発を手がけるチーフデザイナーの仁木政揮さんにお話しをうかがった。
「スペック」を追求するのはもちろん、本当にめざすべきは、家族の“真”の安全・安心である。
そんな想いで開発されたのが、ミサワホームの「MISAWA-LCP」だ。
自然災害とさまざまな場面での安全・安心を徹底追及した防災・減災デザインとなっている。
「MISAWA–LCP」の「備える」デザインは、住まいを建てる前からスタートする。
災害発生時の「守る」対策で最も大切なのは、地震の揺れや積雪、台風の強風といった「外力」にも
耐え抜く強さだ。ミサワホームの住まいは、1967年の創立以来、地震による建物の倒壊ゼロ※という
実績を誇り、それはまさに「守る」ための圧倒的な強さを備えている証だ。
災害発生時の「守る」備えでは、ゲリラ豪雨などの大雨による浸水被害にも対策しておくことが
重要になるのだが、この浸水対策というのは、実は住宅が最も苦手とする分野である。
これまでの防災の基本は、災害後は「避難所へ避難する」ことだった。
だが、避難所での生活は長期化すると厳しくなってくる。