トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - 高断熱+高耐震+高快適にさらに水害を意識した防災対策を
2022.07.29
大地震にも耐え抜く強い住まい。それは日本の住まいの大切な要素の一つだ。けれど、住まいの「強さ」とはなんだろう? 地震の大きな揺れで倒れなければ、「強い」といえるのだろうか。そんなはずはない。建物が倒壊しないのはもちろん、そこで暮らす家族が、どんなときでも安全・安心であること。それが本当の住まいの「強さ」ではないだろうか。そんな信念のもとで開発されたのが、ミサワホームの防災・減災デザイン「MISAWA-LCP」だ。
特長の一つは、家族の暮らしを「平常時」「災害発生時」「災害後」の3つの時系列に分類し、各段階での「安全・安心」を徹底追及していることだ。「平常時」でめざすのは、災害の不安にかられることなく、快適に暮らすことができ、暮らし自体が災害の「備え」となる住まいづくり。「災害発生時」は、地震や台風、雪害、風害、火災、さらには水害など、さまざまな自然災害から家族の生命と暮らしを「守る」強靭さを。そして「災害後」は、停止したインフラが復旧するまでの期間も、自立した快適な暮らしを「支える」機能を。
こうして分類した3つの段階ごとに数多くのアイテムやデザインを用意し、高断熱・高耐震・高快適な住まいと組み合わせることによって、ワンランク上の安全・安心を実現する。それが「MISAWA-LCP」の考え方だ。
この防災・減災デザインが開発されたのは2015年。ここまで体系化した防災対策は、住宅メーカーとしても珍しく、きわめて新しいものだった。実際、評価は年を追うごとに上がっており、2022年には第8回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」最優秀賞や、「2022防災・減災×サステナブル大賞」の「防災・減災×レジリエンス賞優秀賞」などを立て続けに受賞。まさに時代の先をゆく提案だったということが証明されている。