トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - 非常時でも安心できる持続可能なエネルギー確保と感染対策
2022.07.29
避難生活が長期化するとプライバシーが守れない。物音や人の気配を感じて眠れない。仮設トイレなどの衛生環境が気になる。ペットを連れていけない。感染症も心配。子どもが泣くたび、キツイ視線を向けられる......。避難所の生活は精神的にも肉体的にも負担が大きく、体調を崩す方も多い。そのため、政府や自治体も自宅での「在宅避難」を推奨している。
とはいえ、災害時には電気やガス、水道といった生活インフラが停止する恐れがある。なかでもエネルギーを自分で確保できなければ、在宅避難は難しい。
「MISAWA-LCP」の「支える」デザインは、そんな在宅避難を、平常時の暮らしに近い快適性を維持したままで可能にしようというものだ。
まず、エネルギーは、日中の陽射しで電気をつくる「太陽光発電」と、ガスから電気とお湯を同時につくる「エネファーム」の「W発電」によって昼も夜も確保する。そして、つくった電気を貯め、発電量が足りないときなどに電気を供給する「蓄電池」を組み合わせる「3電池システム」にするのが望ましい。「3電池システム」は、平常時には電力の自家消費率が高まり、CO2削減や光熱費の負担を軽減。非常時においても日常と変わらない生活を送ることが可能になるなど、メリットが多い。
加えて、ハイブリッド車などのバッテリーから住まいへ電源を供給できるシステムも用意。太陽光による発電が難しい天候でも、より安定した電気の確保が可能だ。
もちろん、住まいの感染症対策もしっかり実施しておきたい。ウイルスの室内への侵入を予防し、室内も抗ウイルス性能のある部材を使用するなどの工夫を施す。これにより、確保した備蓄品と合わせ、インフラの復旧まで安心して暮らせる在宅避難ができる。
このように、「備える」「守る」「支える」の3段階で防災力を高める「MISAWA-LCP」。特筆すべきは、防災のためにふだんの暮らしの心地よさを一切犠牲にしていない点だ。「いつも」の快適性と「もしも」の安心を高い次元で両立させていることは、この防災・減災デザインの最も注目すべき価値といえるだろう。
電気をつくる「太陽光発電」と「エネファーム」で、災害による停電時でも自宅で生活を継続するためのエネルギーを確保。蓄電池を連携させることで、天候や時間帯に左右されずに電力を使用できる。
電気自動車やハイブリッド車、燃料電池車などを、住宅の外部電源として利用する業界初の非常時給電システム。クルマと住まいを1本のケーブルでつないで、スイッチ操作するだけで簡単に給電できる。
室内へのウイルスの侵入を予防するさまざまなアイテムをラインアップ。やむを得ず持ち込んでしまった場合でも、抗ウイルス性能を備えた壁紙や手すりなどを用意。快適な住まいで、感染症にかかりにくい健やかな身体づくりもサポート。
※エアイーXはパナソニック株式会社の登録商標です。