トップ - HomeClub特集 / ライフスタイルを考える - プロの「おすすめ」を凝縮した最新の子育て住宅
2025.04.30
――最新の企画住宅「SMART STYLE Roomie」も、みなさんの実感や、時代の変化がしっかり織り込まれていますね。
富田 家事がしやすく、負担を減らせる動線や収納は、「子育ては本当にやることが多い」という実感から徹底的に考え抜いたものです。家事の時間を減らして親子の時間を増やす。これは自分の切実な願いでもあるんです。
大橋 子育ても大切だけれど、夫婦や自分の時間も楽しみたいという方も増えていますよね。この住まいは、子育てに特化するのではなく、空間をさまざまな用途に使える「可変性」を持たせることで、その声に応えています。
富田 可変性は「今」だけでなく、「将来」にも対応します。子どもが独立して夫婦ふたりになっても、住まいに可変性を備えておくことで、いつまでも豊かに暮らせます。住まいの資産価値という側面を重視する方も増えていますが、住まいの可変性は、資産価値を維持する大切なポイントにもなります。
高木
子どもの安全にも徹底的に配慮していますが、そこで得た知見は、実は高齢者の住まいづくりにも役立ちます。高齢化すると段差のない場所で転ぶ等の家族の事故が発生しがちですからね。今は住宅ストックの活用が社会課題になっていますが、ライフステージを問わず安全な住まいは、そこにも貢献できるはずです。
富田 時代が変わっても、変わらず大切なこともあります。それは家族が安心して過ごせる場所であること。家族が自然と集まる温かい風景を描ける、そんな住まいをこれからも追及していきます。
玄関、リビング、ダイニング、アウトリビングがシームレスに連続する設計により、一人ひとりが好きなことを楽しみながら、同じ空間にいる安心感も得られる開放的な大空間を実現。「センターリビング設計」や、調理のシェアもしやすいダイニング・キッチンなど、家族のコミュニケーションを育むさまざまな暮らしを提案。
「食」を大切なコミュニケーションの機会ととらえ、ダイニング・キッチンを家族のつながりを促す「コミュニケーション・ハブ」として提案。
コミュニケーション・ハブと隣接する「インナーリビング」は、家族みんなが同じ空間でくつろぎながら、大切な"自分時間"も過ごせる空間。
キッチンからも洗面所からも収納でき、収納力も高い「2WAYストレージ」をはじめ、洗面所とランドリールームを直線で結び、キッチンやダイニングに回遊できる「家事効率サーキュレーション動線」など、家事の負担を減らして効率を高めるさまざまな工夫を提案。家事がしやすい住まいは、子どもとの家事シェアも容易に。
収納と洗面、脱衣室兼ランドリールーム、浴室を一列に配置した「バックヤード動線」が家事の負担を軽減。子どももお手伝いがしやすい設計だ。
大収納空間「蔵」® や、家事動線上に配置した多目的収納などを提案。家事効率をアップさせる動線が忙しい共働きファミリーにゆとりの時間を。
将来のライフステージの変化に合わせて間取りを変更できる「マルチゾーニング設計」や、シーンに合わせて多目的に使える「マルチスペース」、増加傾向にある在宅ワークのためのスペースにも最適な「ホームコモンズ」などを設けることで、幅広いライフスタイルにマッチした暮らし方を可能にする"可変性"を実現。
パーテーションで間取りを変更できる「マルチゾーニング設計」。3つの空間をそれぞれ居室として使うほか、ワンルームにすることもできる。
多目的な用途に使える「ホームコモンズ」。個室タイプのワークスペースや子どもの学習スペース、親子で趣味を楽しむなど、多彩に活用可能。
*大収納空間「蔵」はミサワホーム株式会社の登録商標です。