トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - "平面" + "断面"の工夫で、 間取りはより魅力的に
2025.08.31
間取りづくりの基本のひとつは「ゾーニング」だ。ゾーニングとは、住まいに必要な空間を機能ごとに分類して、おおまかな配置を決めること。分類の仕方は、玄関、LDKなどの「パブリックゾーン」と、寝室や子ども部屋などの「プライベートゾーン」、洗面・浴室やトイレなどの「サービスゾーン」、廊下や階段などの「通路ゾーン」の4つに分けるのが一般的。近年では、家事効率をアップする動線を設けた住まいが人気だが、キッチンと洗面・浴室を回遊できる動線なども、適切なゾーニングによって実現可能だ。また、収納がしやすい動線や、帰宅してすぐに手を洗える動線、プライベートエリアが視界に入らないよう来客をリビングに誘導できる動線なども、ゾーニングから考えることで実現しやすくなる。このように利便性や機能性を高めるゾーニングは、平面的なアプローチと言えるもの。そんなゾーニングと合わせて断面(垂直)方向の配置やつながりを考えると、間取りはもっと魅力的になる。
ミサワホームは、そんな垂直方向の工夫を得意としている住宅メーカーだ。ひとつは「高天井」。強靭なモノコック構造となる木質パネル接着工法は、高い耐震性能や断熱性能を維持したまま、高天井の大空間をデザインできる。強い構造体は設計の自由度も高いため、大収納空間「蔵」を好きなフロアに設けたり、「蔵」の上の0.5階分高いフロアを活用して、「スキップフロア」をデザインしたりすることも可能だ。高天井は、空間を実際以上に広く感じさせ、天井までヨコ桟のない「大開口サッシ」は、心地よさや開放感をアップさせる。また、複数の空間が立体的にゆるやかにつながるスキップフロアは、空間全体の広がりを際立たせ、より〝 抜け〟のある空間構成を実現。さらには、隣り合った空間にいる家族同士の程よい距離感を生み出すなど、家族のつながりを育むことにも貢献する。機能性や利便性を高めるゾーニングと、心地よさを高める垂直方向の工夫を合わせることで、間取りは一段と魅力的になるはずだ。
スキップフロアとは、フロアを0.5階刻みで配置するデザインのこと。ひとつひとつの空間が独立しながらも、空間全体がゆるやかにつながり、家族のコミュニケーションを育める。
強靭な構造体ゆえに、高い耐震性を維持しながら、高天井の大空間が実現。開放感がアップする高天井の空間は、天井いっぱいのハイサッシを組み合わせることも可能で、採光も向上。
ダイニング・キッチンまわりを行き来できる行き止まりのない「家事効率サーキュレーション動線」と、一列に配置した「バックヤード動線」をつなげることで家事を効率的にできる間取りに。
ミサワホームが独自に開発した大収納空間「蔵」は、床面積に算入されることな く※2 収納力がアップ。ミサワホームの木質パネル接着工法なら好みのフロアに設けることが可能。
※1 「蔵」は居室としての使用はできません。 ※2 自治体により「蔵」を床面積に算入する場合があります。
*大収納空間「蔵」はミサワホーム株式会社の登録商標です。