介護施設を活用した体験型研修
ミサワホーム・商品開発部
「ミサワウエルネスPLAN体験研修」を実施
知見と体験を設計力向上に活かす

 ミサワホームの事業間連携の一環として実施されている「ミサワウエルネスPLAN体験研修」、1月27日には、同社商品開発部を対象に実施され、石井かおる部長ら9人が参加した。

在川常務によるオリエンテーション

 ミサワホームでは、30年以上にわたる直営の介護事業で蓄積した知見とノウハウを新築やストック、まちづくりなどの事業のソリューションとして活かす事業間連携を推進している。「ミサワウエルネスPLAN体験研修」では、実際の介護施設での体験を通じた知識と学びを新たな顧客価値創造へ活かすのが目的だ。とくに今回は商品開発部が対象ということで、商品設計力の向上へ活かすのが狙いとなっている。
 東京・品川の西五反田高齢者等複合施設での研修プログラムは、自立の方向けの「ハイツ入居者見学」、介護期の方向けの「ケアホーム見学」、「ご自宅訪問動画視聴」と、介護度の異なるお客さまの暮らしぶりやその背景を施設関係者からのヒアリングなども行いながら住まいの問題や改善点などへの気づきを得る、というもの。
 また、車いすやお風呂、日常動作での高齢者疑似体験も行い、高齢期に起こる身体の変化と〝日常〟を体験した。
 さらに、長年介護の現場に携わってきたミサワホーム・エグゼクティブアドバイザーの吉田肇氏の座学では、施設入所される方のきっかけは住まいに起因することが多いことを踏まえ、建物と環境の関係性や可変性のあるプランの必要性、他社との差別化などを解説した。
 半日と限られたなかでも幅広く充実した研修内容に「今後の設計提案に活かせる気づきが多く大変有意義だった」と好評で、3月18日には第2回目の研修が行われる予定だ。

車椅子や装具を使った高齢者擬似体験の様子
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