ミサワホームは、日本の南極地域観測事業70周年を記念して7月1日から日本科学未来館(東京都江東区)で開催される特別展「大南極展」に協賛する。半世紀以上にわたり昭和基地の建物建設を支えてきた同社の技術や歴史を企業ブースで紹介するほか、会期中の8月22日には夏休みの子どもたちを対象とした関連イベントへ参画する予定だ。

「大南極展」は、これまでの観測活動や挑戦を紹介する体験型の展覧会。来場者は「特別南極観測隊員」として、壮大な映像や多彩な展示を通じて観測隊の多様なミッションを疑似体験できる構成となっている。会場内には、本物の南極の氷に触れる体験エリアやオーロラの光に包まれながら歩くエリアなどが用意される。
ミサワホームと南極観測事業の歩みは、1968年に「第10居住棟」を受注したことから始まった。以来、極寒の現地に向けて累計36棟(延床面積約5900平方㍍)の建物を提供してきた実績を持つ。さらに1975年からは、建築のプロフェッショナルとして国立極地研究所へ出向した同社グループ社員を観測隊に派遣。これまでに延べ31名が現地での建設やメンテナンスに深く携わり、昭和基地の基盤を支え続けてきた。同社は、極地科学や環境への理解が持続可能な社会の実現に不可欠として、今回の協賛を決定した。

夏休みの自由研究に最適な特別イベント
8月22日には、大南極展の関連イベントとして「夏休み自由研究フェス~おしえて!南極観測応援隊~」が同館7階で開催される。このイベントは特別展のチケットがなくても無料で参加可能で、協賛各社が連携してトークイベントやワークショップを通じて子どもたちに「南極のしごと」を分かりやすく紹介する。
同社の出展プログラムでは、第66次越冬隊に参加し今年2月に戻ってきた岡本裕司氏(ミサワホーム総合研究所)によるトークイベントを開催。最低気温がマイナス40度を下回る過酷な環境で、なぜ快適に過ごせるのかという建物の構造の秘密を、実験を交えて楽しく解説する。
また、体験型ワークショップ「みんなで建てる南極基地!」では、現地でも採用されているミサワホーム独自の「木質パネル接着工法」の技術を学びながら、高さ約140㌢の基地の組み立てに挑戦できる。参加した子どもには「ちびっ子南極大工認定証」が贈られる。
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特別展「大南極展」の会期は9月27日まで。入場料は大人2000円、18歳以下1300円など(いずれも当日券)。

