ミサワリフォームは、このほど横浜市都筑区に新しいリフォームショールームを開設した。同社が強みとする空間提案型のショールームで、東京・目黒店に次ぐ神奈川のフラッグシップショールームと位置づけている。

同エリアは豊かな自然に恵まれ、教育熱心な子育て世帯が多く居住する地域特性を持つ。新しいショールームでは、共働き夫婦と小学生の子ども、愛犬からなる3人と1匹の家族をモデルに設定。「家族みんなが楽しむ・学べる・家事が捗(はかど)る」をテーマに掲げ、多様化するライフスタイルに対応した魅力ある住空間を提案している。
具体的には、同社が提唱する「ホームコモンズ設計」と在宅ワークスペースの融合だ。家族が同じ空間に身を置きながらも、それぞれが個々の作業に没頭でき、自然なコミュニケーションが生まれる間取りを具体化した。
リビングダイニングには、シンボルツリーとなる木を囲うラウンドテーブルを配置し、木漏れ日のような空間で読書を楽しめる。窓辺にはカフェ風のカウンターを設け、子どもの学習スペースとして提案する。また、家族それぞれの愛読書を並べられる両面仕様の本棚や、Web会議に対応する独立型の集中ワークスペース、趣味や作業に集中できる「フリーリビングユニット」なども備えた。
緑豊かな公園が多く、犬の散歩を通じて住民同士の交流が盛んな同エリアの特性に合わせ、「わんことの暮らし」に焦点を当てた設備も充実させた。フリーリビングユニットの下部を有効活用し、犬小屋や散歩用具をスマートに一括収納できるペット専用スペースを設置。さらに、オリジナルデザインのスロップシンクは、靴や汚れ物の予洗いに便利なだけでなく、愛犬のシャワーなどにも活用できる。
デザイン面では、エントランスから本棚の背面まで続く約13㍍の壮大な左官壁画が目を引く。塗師屋「風彩堂」の小澤正弘氏の手によるもので、相模湾から都筑の森を通り丹沢へ抜ける風の動きを大胆に表現した。素材には、環境負荷が低くセメントを使用しないイタリアの左官材「オルトレマテリア」を採用している。今後は大人から子どもまで楽しめる藍染ワークショップも企画しているという。
機能面では、「洗う・乾かす・干す・畳む」の一連の動作を効率化するランドリーカウンターとファミリークローゼットを隣接させ、家事時間を有効活用できる動線を確保した。生活の質を向上させる工夫が各所に施されており、戸建て・マンションのリフォームにおいて住まいづくりや新たなライフスタイルを訴求するショールームといえそうだ。


