ミサワホーム三重支社の提携法人で組織する放夢会三重支部は、7月6日、都ホテル四日市で「MBPフォーラム」を開催した。情報交換と懇親を兼ねて開催したもの。「不動産会社におけるAI活用」をテーマにした講演や、放夢会総会、懇親会などが行われた。

主催者を代表してミサワホーム中部本部の中西陽一本部長が挨拶し、中東戦争や金利上昇、物価・人件費の高騰などで建築コストが上昇するなか、三重エリアの着工戸数は用地仕入れの遅れや中心部での大型案件の停滞などを背景に厳しい市場にあるとの見方を示し、一層の協力と支援を促した。
引き続き放夢会三重支部の総会に移り、放夢会会長の㈱畑中不動産事務所の畑中宏之社長が「ミサワホームと地域のパートナー企業が強い信頼関係で結ばれた放夢会は誇るべき財産」と語り、引き続き会員同士の強みを活かした有意義な活動を推進していくと強調した。
ミサワホーム三重支社の前田和志支社長からは放夢会の加入数が年々増加し紹介件数、成約件数の実績もあがっていることを報告。今年度は持ち家の最大ボリュームゾーンである四日市、津のほか、桑名、鈴鹿などのエリアでも注力し完工棟数の目標達成を目指す一方、賃貸や非住宅についても、全体利益の18%を占めるまでに増加しており、経営の柱として今後も力を入れていくとした。
リフォーム事業についてはミサワリフォーム中部の木村憲介社長から、戸建、マンションの住宅リフォームのほかオフィスや工場・倉庫などのコンバージョン、医療・商業施設の最適化提案など、企業の幅広い要望に対応。戸建の再生デザイン、古民家再生、グループホームへの用途変更など遊休資産の価値最大化を図った戦略的なリノベーション事例を紹介した。
この後、昨年度の紹介成約表彰式が行われ、多大な貢献をいただいた会員企業の皆さまへ感謝状が贈呈された。その中から有限会社ダイトー地所の齋藤雅彦社長からは事例発表が行われた。
講演に移り、カナン株式会社の桂木夏彦社長が「不動産会社におけるAI活用」と題して講演。生成AIの現状や利用時の注意点、プロンプトの出し方のコツ、不動産実務における活用シーンといった実践的な内容も説明した。
「経営層やベテラン社員が自らAIに触れ使い方を学び、会社全体のAI活用方針を整備していくことが競争力と収益力向上につながる」と述べた。さらに、参加者がスマートフォンを使って実際に自社の課題解決に向けたプロンプトを入力するワークショップも実施された。
懇親会では、放夢会三重支部副会長の有限会社万善不動産の清水久司社長が「本日のAI活用法で深く学ぶことができた。今後の仕事に活かしたい」と意気上がるフォーラムとなった。









