ミサワホーム中国倉敷支店は、7月18日、倉敷商工会館を会場に「40歳代から親子で考える どうする自宅&実家」セミナーを開催した。ミサワホームの入居者を対象に老後を見据えた住まいと暮らしの備えを考えるきっかけにしてもらおうとの趣旨。約50名ほどが参加された。
第1部では「どうする自宅&実家」をテーマに、(一社)高齢者住宅協会の吉田肇理事が講演。岡山県での人口動態や不動産市況、介護の実態や相続を踏まえながら、事前の備えの大切さを説いた。まずは自宅の価値を査定しておく、健康保健証や日頃のかかりつけ医など親子の情報を共有しておく。さらに、自宅のどこが危険かを把握するためにも、高齢者疑似体験をしておくことをすすめる。高齢者疑似体験とは、専用の装具をつけて加齢による身体状態の変化を体験できるもの。筋力関節の動きや姿勢、視覚、聴覚の変化を体感できる。
「高齢者の家庭内事故は交通事故より多いとのデータもある。将来に向けた住まい改善ポイントを知るためにも自分で体感しておくとよい」と話す。
セミナー会場には高齢者疑似体験コーナーも設けられ、関心を示される方が多かった。
続く第2部では、「その相続ちょっと待った―押さえておくべき相続の基本的知識と不動産」と題して、財津総合法律事務所の財津唯行氏が登壇。「相続は遺言書があるか、ないかで考えることが大切」と話し、相続のさまざまなケースからスムーズな相続対策を考察した。
介護への不安や住まいのこと、お金のこと、相続のこと。人生100年時代のさまざまな課題にどう向き合えばよいか、悩みはつきない。「10の質問に答える判定スケールなどをうまく活用してよりよい老後に備えてほしい」と吉田氏は訴えた。


