
ミサワホーム静岡で営業設計のデザイナーを務める山川達矢さんは、入社24年目を迎えるベテランだ。しかし、そのキャリアは決して平坦なものではなかった。営業時代、11カ月連続で契約が取れないという深刻なスランプに陥り、役職を失った経験がある。その窮地を救ったのは、お客様との地道な関係づくりであった。
本で学んだ、「他者とほんの少し違う、手書きのDMを毎月送る」ことを始めてみた。それは入居者に向けた新聞のようなものだったと言う。
「たまに発行が遅れると、お客様から心配の電話がかかってきた」というほど、お客様との絆が育まれていった。そこから複数の契約を獲得するまでにそう時間はかからなかった。入居者からの信頼を得て紹介をもらい成果を上げること(再受注)は山川さんの営業スタイルとなった。
お客様への誠実さは、顧客満足度の高い担当者に贈られる「CSマイスター」という形でも証明されることに。デザイナーとなった現在も、その姿勢は変わらない。お客様に最適なプランを作成できているのかと感じ恐怖心からプランが作れなくなったこともあるそうだ。すべては「お客様に安心感を与えるための努力の証明」でもある。Instagramでの365日連続投稿や数多くの資格取得にもチャレンジし続けた。
「住宅営業は今後、会社ではなく担当者で選ばれる時代がくる」と確信し、自分という人間を信じて託してくださるお客様の期待に応えていく覚悟の山川さんだ。

