ミサワホームは、東日本大震災の被災地における「津波の教え石」および「津波記憶石」の建立プロジェクトへの支援が評価され、ワイズメンズクラブ国際協会東日本区から感謝状を受領した。震災から15年を迎えた今年、これまでの多面的な復興支援の取り組みが改めて称えられた形だ。感謝状受領の式典は6月6日に宮城県石巻市で開催され、同社の桜沢雅樹常務執行役員が出席して感謝状を受け取った。

同社は2011年の震災発生直後から、応急仮設住宅の建設など迅速な復興支援を展開。その後も、津波被害の教訓を記憶としてだけでなく未来への「教え」として次世代に伝えたいという地域住民の想いに賛同し、ボランティア団体のYMCAやワイズメンズクラブ国際協会と協働してきた。そのひとつが岩手・宮城両県の計6地区において、住民の願いが込められた石碑の建立だ。
具体的には、2012年には全国優良石材店の会が主導する「津波記憶石プロジェクト」に参画し、チャリティポスターの収益の一部を寄付。また2017年には、石巻市立荻浜中学校の総合学習「はまなす学習」の取り組みに賛同した。震災の記憶を風化させず命を守る教訓を伝えるため、生徒自らが企画した「津波の教え石」プロジェクトに協賛し、東北ミサワホームとともに建立費用を出資。生徒によるデザイン考案や碑文作成などの活動を支えた。
こうしたハード面の支援に加え、子どもたちの未来を育むソフト面の支援にも注力。独自の教育支援プログラム「南極クラス」を被災地各地で実施し、子どもたちに夢や希望を考える機会を提供してきた。地道に積み重ねてきた多面的な活動が、被災から15年という節目における感謝状という形となった。


