二世帯住宅のオーナーさまのリアルな声

二世帯住宅の
オーナーさまのリアルな声

同居してよかった
二世帯同居の3つのメリット

オーナーさまへのアンケート結果より、二世帯住宅には3つのメリットがあるようです。
より住みやすい二世帯住宅にするためには、建てる前のご家族の話し合いが重要です。
オーナーさまの声を参考に、家族会議を開いてみましょう。

1生活費を節約できるのでうれしい、2助け合いや家事協力ができるのでうれしい、3親世代に育児サポートしてもらえるのでうれしい

設計前に解決!からかから気付いた親の声・子の声

話し合いをする際にポイントにしてほしい、建てる前にはわからなかったけれど、
「住んでみて気づいた」というエピソードです。
どの失敗・後悔談も、裏を返せば二世帯生活の先輩からのアドバイスです。
設計前の話し合いで、きっちり解決しておきましょう!

  • 間取り・
    設備の問題

    くつろぎ

    たまにはひとりでゆっくりしたい

    1階の親世帯に共有のリビングがあるので、常に人の目に触れられていて気が休まるところがない、自分の部屋とまではいかなくても、せめてこもれる場所があれば・・・。(母)

    外出時

    プライベートが親に丸見え

    1階居室のドアがガラスで、玄関が親世帯から丸見え。ちょっとおしゃれをしていると声をかけられるので、外出時に気を遣います。「また遊びにいくの?」と思われてそう。(妻)

  • 経済的・
    将来的な問題

    家計負担

    いつまでも甘えないで!

    自分たちが働いている間、家計費は親が多く払っていた。それがふつうになり、退職後も子世帯が甘えてくる。家計分担比率の変更時期を決めておけばよかった。(父)

    階段

    親世帯の階段は・・・

    両世帯で上下階を共有するつくりにしたが、親が高齢になったら階段の上り下りが大変かも。親が1階だけで生活できる完全分離にすればよかった。(夫)

  • 間取り・
    設備の問題

    設計

    「なんでもいい」は禁物!

    親が設計にもう少しタッチすべきであった。子世帯がほぼ決めてしまった・・・。(父)

    連絡手段

    インターホンを付けておけば・・・

    完全分離なのに、すぐこちらに来る親。結局、用が終わっても長居。インターホンを付けて、連絡できるようにすればよかった。

  • 人間関係

    夫婦時間

    親のプライベートは?

    私たち親世帯に気を遣ってくれるのはいいんだけど、やたらと買い物や旅行に誘ってくるので少し困っている。少しは夫婦の時間もとりたいんだけど・・・。(母)

    入室合図

    せめてひと声かけてください

    入室に関するルールを特に決めていないので、子世帯スペースに勝手に入ってくる。避けたいわけじゃないけど、世帯間を行き来する際はひと声かけてほしい。(妻)

二世帯同居を検討している人が「こだわりたい」理想ポイントと「こだわればよかった」と思う現実ポイント 二世帯同居を検討している人が「こだわりたい」理想ポイントと「こだわればよかった」と思う現実ポイント

出典:ミサワホーム「いい住まいアンケート集計結果」(2013年)

理想と現実のギャップが後悔を生む!?

「住んだ後」の値が高い項目は、「理想と現実」のギャップが大きく、建てた後で後悔につながりやすいと考えられます。
「住む前」の値が高い項目は、しっかりとこだわった分、満足感を得られているようです。

建てる前に家族で理想について話し合い、
こだわりポイントを見つけよう!

カタログセットの中の「暮らしの声Book」には
二世帯住宅のオーナー様の声がもりだくさん!
また、親と子の話し合いに役立つ
共感ポイントチェックシートも付いています。
先輩の声を参考に、家族会議を開きましょう。

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同居相手が息子と娘で違う二世帯生活 同居相手が息子と娘で違う二世帯生活

息子夫婦との同居の場合

息子夫婦は、娘夫婦よりライフステージの転機で同居を考える傾向があるようです。

娘夫婦との同居の場合

娘夫婦は、将来両親の面倒をみる覚悟があるため、そのかわり現在の育児協力への期待が強いのでは?

お嫁さんと親世帯との交流を心配する声が多くあり、同居後の交流やルールなどを心配しているようです。

同居後の生活については実の母娘という気安さから不安は低め。

ご主人の肩身が狭くならないように、「間取り」が大きな関心ごとになっているようです。

オーナーさまの声

仕事に育児に頑張る娘世帯を母がそっと見守り、サポート

 ご両親と2人の娘さんが教員というTさん一家。同居する長女の旦那さんも教員です。とても忙しい職業のため、働きながらの子育ては大変です。旦那さんの実家は遠く、頼れるのは奥さんのご両親だけ。「育休中はよかったのですが、復職したら夫婦2人だけでやっていくのは本当に無理なんです。母にはずっと前から同居しようと誘っていたのですが、いつも断られました」と娘さん。ご両親も現役教員なので休めない事情は同じ。娘さんの力になりたくてもできなかったのです。


 ご両親が子育てしていたころは、別々に暮らす両方のお祖母さんに子どもの世話をお願いしました。今度は、娘さんの苦境を打開すべく、お母さんが定年前に退職を決意。二世帯住宅を建てるための土地探しをはじめました。家づくりはお母さんと娘さんが中心となって進めました。

親世帯の冷蔵庫には、お母さんが書いた献立メモ。週のうち、娘さんの忙しい火・水・木曜は夕食の仕度をお母さんに頼っています。

 新居では二世帯間が行き来しやすいよう、世帯間をつなぐ内部の扉をつくりましたが、行き来する扉をふさぎました。一度外に出ることでけじめをつける。互いの生活を尊重するためです。
 娘さんには、仕事がどんなに忙しくても子育ては夫婦で頑張りたいという想いがあり、どうしても都合のつかないときにだけお母さんを頼ることにしています。育児よりも家事を手伝ってもらうことが多く、火・水・木曜日の夕食をつくるのはお母さんの役目です。娘さんは「それだけでずいぶん助かっています」と感謝。同居後は育児と家事に追われイライラすることがなくなり、夫婦ゲンカをしなくなったそうです。いざとなったら頼れる家族がそばにいるという安心感から、心に余裕ができました。


 ご両親とも教員なので、孫の教育についてつい口を出したくなりますが、そんな気持ちを抑えてしつけは娘さん夫婦に任せています。それは自分たちが子育てをする立場だったときを思い出し、やはり「娘夫婦の想いで子育てしてほしい」という結論に到ったからです。Tさん宅のエリアは「地域で子どもを育てる気質」が残っており、さまざまな年代の方とのふれあいでお孫さんが成長していければと考えているそうです。

暮らしのアイデア

子育て中のお宅にぴったり!
お子さんを見守るモニター

子世帯でお子さんが寝ている間に、娘さんが親世帯に行くときは、ベビーモニターを持参。いつでもお子さんの様子を見られるので便利。起きたり泣いたりしたら、急いで迎えに行きます。

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