住宅を含む多くの建築物には石綿の特長を活かした建材が多様に使用されてきましたが、これらの多くはセメント、プラスチック、ゴムなど、いろいろな材料と組み合わせたもので、通常の使用状況では石綿が空気中に飛散することはありません。石綿のうちアモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)は有害性が高いことから平成7年4月に法的に使用禁止になっています。また、平成16年10月からは、石綿を含む一部の製品の製造等が禁止されました。現在、石綿含有建材の使用はありません。
また、天井や壁内の断熱材として使用しているロックウール、グラスウールは石綿を一切含んでおりません。
ハイブリッド(セラミック)商品におけるセラミック壁自体には、石綿は一切使用しておりません。
過去においては、ミサワホームの住宅でも、これらの非飛散性の石綿含有建材を使用していた時期があります。該当する主な建材は、以下の通りです。
部位 | 建材名 | 使用時期 |
---|---|---|
木質系大型パネル面材 | 石綿セメント板 | 昭和54年以前 |
スラグ石膏板 | 昭和54~61年 | |
屋根材 | 彩色石綿屋根葺材 | 平成14年以前 |
外壁材 | サイディング類 耐火目地材(ハイブリッド)等 |
昭和57~平成9年 昭和55~平成11年 |
軒天材 | サイディング類 けい酸カルシウム板 |
平成9年以前 |
弊社住宅の建設時期や商品によって使用の有無等が異なりますので、仕様等ご確認下さい。 詳しくはお建て頂いたミサワホーム、お客様窓口のミサワホーム又は当社ホームページの相談窓口までお問い合わせください。