性能

プラン・デザイン

  • 密閉されたパネルの中の断熱材は長い間でカビ発生や、パネル腐食がおきたりしないですか?また、それを防ぐ工夫は何かありますか?
  • ミサワホームの木質系住宅は、『両面接着パネル構法』というミサワホーム独自の構法を採用しています。(特許)

    この構法は、断熱材を密閉充填した壁や床パネルを構造体に使用していますが、以下の工夫と特徴があり、ご懸念のようなカビが生えたり、パネルが腐ったりすることはありません。

    1. よく乾燥した木材を使用しています。 パネルを構成する木材には、よく乾燥した木材を使用しています。ご存知のように、木材は常に湿度と平衡になろうとする水分の吸、脱着機能を持っています。この平衡状態になっていることを「気乾状態」といいますが、この時の気乾状態における平衡含水率は日本では12~15%となっています。ミサワホームのパネル芯材は、15%以下(出荷時)という基準の下に、工場で乾燥させた製品になっています。 この性質を持つ木材を常に25~30%の含水率の状態(繊維飽和点)にするには常に水分を供給しなければなりません。一般的に使われる建築用の木材程の断面を水分で満たすのはとても困難なことなのです。一度気乾状態になった木材は、水分を含み難く乾きやすいのです。また、パネル内の湿度については、実験データからも、外部の湿度に関係なく常にほぼ一定の値を示しております。
    2. 湿気が入りにくく、仮に入っても出やすい構法です。 よく乾燥させた木材を使用し、湿気が入りにくい密閉されたパネルを工場内で生産し、現場でもすき間なく密着して建てられるため、十分な気密を保ちます。

    以上のような、材料を使用し、独特の構造となっていますので壁内結露は起こりません。実験においても、パネルの外側の湿度にかかわらず、パネル内は湿度にほとんど変化が見られないという結果が出ております。通常の暮らし方であれば、ご心配されているカビやパネルの腐りといったことはまずありませんので、ご安心ください。

    逆に、ミサワホーム以外で新築される場合は、建築業者が含水率が15%以下のよく乾燥させた木材を使用しているかどうか、しっかりとご確認することが肝要です。



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