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わが家にふさわしいインテリアスタイルを決めましょう。
せっかくシンプルな空間をリフォームで実現しても、そこに家族みんなの「好き」を詰め込んだら、統一感のないインテリアになってしまうことも。とくに家族が揃うリビングなどの共有スペースは、どんなインテリアスタイルが、自分たちの暮らしにフィットするかを話し合って、皆に居心地のいい空間にしたいものです。家族それぞれの専有スペースは、好みでテイストを決め、空間によるインテリアの住み分けもできます。代表的なスタイルを紹介します。

ジャパニーズ・スタイル

ジャパニーズ・スタイル

伝統の「和」の美意識をいかしたスタイル。最近では、和の意匠のよさを継承しながら、現代の暮らしにフィットする「ジャパニーズモダン」も人気です。また、退職後のセカンドステージをはじめるためのリフォームでは、「古民家風」のスタイルのご希望も増えています。

ナチュラル・スタイル

ナチュラル・スタイル

木や石や土など、自然素材の風合いを大切にした、やさしさを感じさせるスタイルです。チークやチェリー、白木など木のぬくもりが包む空間には、自然素材を生かしたシンプルな家具が似合います。

アーバン・スタイル

アーバン・スタイル

最先端の都市生活を意識したシャープでクールなデザイン。装飾を排除したホワイトインテリアを基本に、メタルやガラスなどの無機質な素材や、ビビッドなカラーをプラスすることで、遊び心を表現できます。

クラシック・スタイル

クラシック・スタイル

風格と品位のある正統派のデザインです。木素材はチェリーやウォールナットなど、ダークブラウン系のカラーを基本に、格調高い雰囲気を演出。年月とともに味わいが増す大理石や御影石、テラコッタタイルなどを床材にしたり、レンガ貼りの暖炉なども調和します。

モダン・スタイル

モダン・スタイル

幾何学的な構成とムダのない機能美を追求したデザイン。実は、余分な装飾がない(シンプル)、必要最低限の要素で空間を構成(ミニマム)、ひとつの空間を自在に活用(ユニバーサル)という、日本建築の特色が、そのまま基本的なコンセプトになっています。「ナチュラルモダン」「クラシックモダン」「アーバンモダン」など、すべてのスタイルと共存して、シンプルな美しさによる居心地のよさを実現します。