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毎日くつろぐバスルームは清潔・快適・安全に
体を温めるためのお風呂ですが、温度差の激しい冬場は、安全に入浴するための注意が必要です。また、浴室はカビが発生しやすい。毎日ゆったりくつろぎたいバスルームだからこそ、清潔を心がけ、健康面への配慮も大切です。つまずいたり、すべったり、浴室内のケガのリスクも軽減して、安心、安全なバスルームにしましょう。

浴室換気乾燥機

浴室換気乾燥機は、換気乾燥機・涼風・衣類乾燥・予備暖房の4役で1年を通して快適なバスルームのために活躍します。入浴後の浴室をすばやく乾燥させ、カビの発生を防ぎます。また、冬には浴室を温めておくことで温度の刺激による血圧変動(ヒートショック)を防ぐことができます。浴室換気乾燥機の予備暖房が効果的です。

POINT
カビが生えやすい4つの条件
カビが発生しやすいのは、①湿度70%以上 ②温度20~40℃ ③垢などの栄養分 ④空気(酸素) の4つがすべて揃ったとき。この一つでも欠けるとカビが生えないので、浴室換気乾燥機で湿気をとることが効果的です。
POINT
ヒートショックを予防する
冬の寒い浴室で裸になると、体が寒さで緊張し、血圧が急激に上がります。寒いので早くお湯に浸かろうとすると、お湯の熱さで今度は血圧が下降し、血圧の上昇・低下が激しくなります。それによって脳血管障害などの深刻な事故を引き起こすことにも。このような急激な温度変化で起こるヒートショックをやわらげるためには、冬場は浴室換気乾燥機の予備暖房で浴室を十分暖めてから、ぬるめのお湯で入浴することです。

シャワーヘッド

シャワーヘッド

最近のシャワーヘッドは、通常のシャワーに加えマッサージ機能のついたものや、水道水の塩素を低減してくれるもの、頭皮の油脂分を除去する高機能タイプまで、バラエティに富んでいます。毎日使うシャワーの穴(散水板)は意外と汚れているものなので、定期的なお手入れをおすすめします。シャワーの出が悪かったり、気になることがあるならば、交換を検討してみてはいかがでしょう。

POINT
入浴の最後はシャワーでマッサージ
マッサージ機能のない普通のシャワーでも、体にあてると水流や熱の刺激によって、マッサージ効果が得られます。たとえば、目が疲れているときは、目のまわりに冷水を2~3分、肩こりの場合は、肩全体に温水を2~3分、あてることで効果を実感できます。

人工床段差

出入りするときにつまずかないよう、段差を抑えています。

すべりにくい床

表面に凹凸をつけることで、濡れてもすべりにくい床です。

膝かけスペース付き浴槽

いったん腰かけてから、安定した姿勢で浴槽内に入れます。半身浴にも便利な浴槽です。