データ出典:日本建材産業協会 省エネルギー建材普及センター 『21世紀の住宅には、開口部の断熱を…!』
断熱リフォームというと大掛かりな工事が連想されるかもしれませんが、窓の断熱リフォームはリフォームの中で割と手軽にできるうえ、高い省エネ効果を実感できるのが魅力です。窓の断熱リフォームとしてはサッシ部分やガラスを取り替えるのが一般的ですが、夏の暑さ対策には遮熱フィルムなどもおすすめです。
現在の窓ガラスを高断熱タイプのガラスに取り替える方法。ガラスを2枚にすることで断熱性能を向上させます。
今ある窓はそのままで、内側にもう一つサッシを取り付け二重窓にする方法。内窓は既存の木額縁に取り付けるなど比較的簡単な工事で完了することも可能です。
熱を伝えやすく断熱性能が低い従来のアルミ製サッシから、樹脂製などの断熱効果の高いサッシに取替える方法です。
夏の暑さ対策に。遮熱性のあるフィルムを窓ガラスに貼ることで、室内に入る熱を効率よくカットします。透明性が高く、室内が暗くなりません。
窓の断熱が不十分だと、冬は結露に悩まされるものです。冬場は、毎朝窓に結露がびっしりというご家庭も多いのではないでしょうか。結露をただの水滴とあなどってはいけません。水滴で濡れたカーテンや床などをそのままにしていると、そこからカビやダニが発生したり、壁や柱が傷む原因にもなりかねません。