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シロアリ被害の危険度チェック
なかなか姿を見せず、音や臭いも出さないシロアリ。たとえ被害を受けていても、プロとは違って一般の方が気づくのは難しいようです。しかし、ポイントさえ理解していればある程度のことは分かります。そこで、シロアリ被害のセルフチェックの方法とその予防策をご紹介します。

我が家は大丈夫? シロアリセルフチェック

一般の方にもできるシロアリセルフチェックの方法には次のようなものがあります。

1.蟻道がある

国内のシロアリ被害の多くは、イエシロアリなど土壌性シロアリによるもの。土壌性シロアリは乾燥と光に弱いため、移動は必ず土で作った蟻道を通って行います。家の基礎コンクリートのまわりをよく観察して、蟻道がないか確認しましょう。

2.羽アリが発生する

シロアリは繁殖などの理由で羽アリとなって表に出てくることがあります。その時期はヤマトシロアリが4月から5月、イエシロアリが6月から7月。アメリカカンザイシロアリなど乾燥に強い種類は6月から10月に飛び立ちます。ただし、家の中に羽アリがいてもすぐにシロアリ被害があるというわけではありません。黒い体色の一般的なアリにも羽アリは存在するからです。見分け方は羽の長さ。アリの場合は前羽が長く後羽が短くなっていますが、シロアリの場合は4枚とも同じ長さです。

 シロアリの羽アリ アリの羽アリ

3.床や畳がふかふかする

床下がシロアリの食害にあうと、床材を支える木材の強度が低下することで床や畳がふかふか柔らかくなります。

4.建具の建て付けが悪くなる

食害によって床や柱がたわむと、建具や雨戸などの建て付けが悪くなることがあります。

5.乾材シロアリの糞がある

アメリカカンザイシロアリやダイコクシロアリなど乾燥に強い乾材シロアリは、糞を食害した木材の外へ排出します。木材の下に乾燥した砂粒のようなものが溜まっていたら食害を疑ってみましょう。

6.過去の雨漏りや水漏れ跡がある

シロアリは湿気を好みます。過去に雨漏りや水漏れがあった場所がきちんと乾燥していないと、シロアリを呼び寄せる原因に。そのような場所は改めて確認しましょう。

7.1年以上床下の点検をしていない

シロアリの被害は知らず知らずのうちに、しかも急速に広がります。1年に1度は床下を点検してみましょう。

シロアリから住まいを守るには?

ご自分でできるシロアリ被害の予防策を紹介します。

1.基礎の通気口を塞がない

シロアリを寄せ付けないためには、床下を乾燥させておくことが最も重要です。基礎の通気口や基礎パッキンを、プランターや物置などで塞がないようにしましょう。

2.玄関まわりを濡らさない

前述のように玄関はシロアリに狙われやすい場所です。打ち水などをせずにできるだけ乾燥した状態を維持しましょう。もし濡らす場合は、すぐに乾くような天気のいい日を選ぶようにしましょう。

玄関まわりを濡らさない

3.家のまわりに落ち葉や廃材を放置しない

シロアリは自然界にごく普通に存在する生物です。そのため家の近くに落ち葉や廃材を放置すると格好のエサ場となり得ます。このような家の中に入ってくるきっかけをつくらないようにしましょう。

4.雨漏りや水漏れの箇所を修理する

雨漏りや水漏れは修理が遅れる分だけ、床下や壁の中に湿気がたまります。シロアリを呼び寄せないためにも、できるだけ早く修理しましょう。

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