ミサワホームが提案する木造3階建て賃貸住宅
木造3階建て賃貸住宅を成功させるためには、確かな品質と設計力が大切です。
ミサホームが長い年月をかけて提案してきたさまざまなノウハウをご紹介します。
ミサワホーム独自の工法が安心&快適のポイント
ミサワホームは独自の工法により、3階建てでもその強さが実証されています。
木や鉄の柱・梁により構成される「軸組み工法」などは構造部材を「点」で接合するため、外部からの荷重が接合点に集中してしまい、接合のズレや破損などが生じやすくなります。

ミサワホームは優れた耐力壁である木質パネルを、高分子接着剤やスクリュー釘、接合金物によって強固に「面接合」し、床面・壁面・屋根面からなる6面体を形成する、独自開発の「木質パネル接着工法」を採用しています。
さまざまな外力が構造の一点に集中せず、建物の「面」全体に分散してバランスよく受け止めることで高い強度を実現する、「壁式構造」の建物です。ミサワホームは、高い耐震性や耐風性・耐火性などの安全性能をはじめ、高い断熱性・気密性による快適性能や省エネ性能などをこの「木質パネル接着工法」によって実現。3階建ての建物でも安心して暮らせるクオリティを持っています。

この独自の木質パネルは、さまざまな間取りに合わせてきめ細かく対応して設計できるよう、それぞれに異なるサイズや形状のバリエーションを用意しており、その総数は約12万種類にも及びます。
また、ミサワホームのすべての木質パネルは、天候や作業者の技量に左右される可能性が高い現場施工ではなく、高品質で安定した性能を実現できる工場邸別生産を採用。施工精度の高い、品質に優れた住まいを提供することができます。

優れた遮音性で快適な木造3階建て賃貸住宅を実現
上下階の音の問題は、工法を問わず賃貸住宅にとって重要なポイントになります。
ミサワホームでは、独自の遮音対策により遮音性能を高めた仕様で、快適な住環境を提案しています。
業界随一の高い剛性の床パネルを採用することで、上階の生活音を低減。さらに下階の天井裏に吸音材を敷き込んだ複層構造で、徹底した遮音対策を実施しています。
遮音性能を高めた「重ね建床」仕様や「遮音界床」仕様など※1もご用意し、重量床衝撃音、軽量床衝撃音の両方に対し、いずれも高い遮音性能を実現しています。
※1 各床仕様の材料・仕様等は、プラン条件や地域により異なる場合があります。
これからはZEH※2基準を満たす性能と優れた耐震性能が必要に

今、最も考えておかなくてはならないのが、建物の性能と品質です。その中でも断熱性能は、快適面と経済面を左右するため差別化につながります。
そして、賃貸住宅の省エネ性を考える上で将来ZEH化があたり前になることも念頭に置かなくてはなりません。2020年までにZEHを標準的な新築住宅とし、2030年までに新築住宅の平均でその性能を目指す政府目標が発表されています。
11年後にはZEH基準の性能があたり前になると予想されますので、この性能を今から実現しておく必要があります。そしてその性能に加えてさらに『魅力=価値』をプラスすることが差別化につながります。
また、耐震性能は日本の住宅の永遠のテーマだといえます。資産価値を保つためにも、そして入居者の暮らしを守るためにも、優れた耐震性能は賃貸住宅に不可欠です。
ミサワホームの木造パネル接着工法は、強固なモノコック構造で、実大実験を繰り返しその耐震性能が実証されています。1967年以来、ミサワホームの地震による建物の倒壊はゼロ※3です。
さらに独自の耐震+制震装置「MGEO(エムジオ)」は、地震のエネルギーを最大約50%軽減します。 地震に強い賃貸住宅としてアピールができ、大きな差別化になります。
※2 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。住まいの年間一次エネルギー消費量が 正味でおおむねゼロになる住まい
※3 地震に伴う津波や火災による被害は除く


ミサワホームならではのデザイン力
木造3階建て賃貸住宅の大きなメリットのひとつが、外観にスケール感を出すことができること。その特徴を生かすためにも、デザイン力が何より大切になります。
ミサワホームでは、外壁に汚れにくい外壁材を採用するなど、建物の魅力がいつまでも続く飽きのこない賃貸住宅の提案を行っており、賃貸住宅においてもグッドデザイン賞を受賞するなど、デザインの他にも品質・性能にこだわった、快適で安心な住まいを提供しております。